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Yutaka Takahashi
Cisco Employee
Cisco Employee

[交換に必要なツール]

Scenario 1 Heatsinkを再利用する場合、以下をオーダーします。

 Heat sink cleaning kit (UCSX-HSCK=)

 Thermal grease kit  (UCS-CPU-GREASE2= [赤いキャップ])

 Intel CPU Pick-n-Place tool (注)CPUの種類によってオーダーを変えてください

   for EP CPUs (UCS-CPU-EP-PNP=2, 4, 6, 8, 10 コアのCPU用(矢印が緑色))

   for EP2 CPUs (UCS-CPU-EP2-PNP=v2 12コアCPU用(矢印が紫色))

 

Scenario 2 Heatsinkを交換する場合、以下をオーダーします。

 Heat sink (C220M3: UCSC-HS-C220M3=, C240M3: UCSC-HS-C240M3=)

 Heat sink cleaning kit (UCSX-HSCK=)

 Intel CPU Pick-n-Place tool (注)CPUの種類によってオーダーを変えてください

   for EP CPUs (UCS-CPU-EP-PNP=2, 4, 6, 8, 10 コアのCPU用(矢印が緑色))

   for EP2 CPUs (UCS-CPU-EP2-PNP=v2 12コアCPU用(矢印が紫色))

 

本作業は、以下のページのアニメーションも有用ですので、ご参照ください。

Video: Removing and Installing a CPU and Heat Sink on an Intel Xeon Processor E5-2600 Series

http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/hw/e5-2600/Build_EP.html

 

[作業前確認]
- FE作業
1. CIMCの[Server]タブで[Faults and Logs]メニューを選択し、右画面の[Fault Summary]を確認して、発生しているFaultを確認します。こちらのFaultについては後に確認しますので念のためメモしておいて下さい。

 

[作業手順]

- お客様作業 (FE 作業前)

1. 該当サーバのOSをシャットダウンし、電源をoffにします。

2. 作業対象特定のために、以下のメニューでLocator LEDを点灯してください。

 

- FE 作業

<CPUの取り外し>

1. 取り外す電源ケーブル, その他のケーブル(ネットワーク, FC, Twinax 等)を、作業後に確実に戻せるよう、ラベリングします。

2. サーバ電源が off であることを確認し、電源ケーブルと必要であればその他のケーブルをサーバから抜きます。

3. サーバ前面の左右のラッチを開き、スライドレールに沿ってサーバをラックの前面に引き出します。

4. 以下の図を参考に背面の Captive thumbscrew を緩めた後、Release button を押しながらサーバの背面に向かって Server Top Cover を1~2センチほどずらし、その後、サーバのトップカバーを上に引き上げて外します。

 

C220M3

 

C240M3

 

5. プラスドライバを使用し、取り外すCPU上のHeatsinkをネジを対角線上に緩め、マザーボードから取り外します。

 

6. CPUカバーを取り外します。

7. 下図のように、(開)->(閉)の順にラッチを外します。

(開)

(閉)

8. CPUカバーを上に上げます。

 

9. CPUを取り外します。

  a. Pick-n-Place ツールをCPU上にセットし、三角の矢印をツールをツールとCPUソケットで合わせます。

  b. ボタンを押し、CPUを掴みます。

  c. ツールごとCPUを持ち上げます。

  d. ツールから取り外すためにもう一度ボタンを押し、静電マット等、静電対策をしたサーフェース上にCPUを置きます。

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10. 再利用するCPU, Heatsinkに付着した古いグリースを除去します。

  a. CPUとHeatsinkを同時に交換した場合、クリーニングキットは必要ありません。

  b. CPUのみ交換した場合、Heatsinkを再利用するため、クリーニングキットを使用してHeatsinkに付着したグリースを除去してください。

  c. Heatsinkのみ交換した場合、CPUをツールから一旦外し、クリーニングキットを使用して付着したグリースを除去してください。

<注意>

    交換用ブレードに装着する際、CPUのピンにグリースが付着していないことを確認して下さい。

    ピンにグリースが付着していると、CPUが認識されず、サーバが起動出来ない原因となります。

    詳しい情報は下記弊社資料をご参照ください。

 

    - UCS CPU サーマルグリースの除去と塗布

    https://supportforums.cisco.com/ja/document/12327486

 

<新しいCPUの取り付け>

交換前に、以下の記事のように、CPUに刻印されているCPU型番を確認し、交換前のものと同じであることを目視確認してください。

   https://supportforums.cisco.com/ja/document/110446

 

1. 新しいCPUを箱から取り出し、台座に置きます。下図のように、台座の矢印とツールの矢印、CPUの矢印(1)を全て一致させます。


 

2. ツールのボタンを押し、CPUを掴みます。

3. マザーボード上のCPUソケットとツールの矢印を合わせて載せます。

4. ボタンを押し、CPUをソケットにセットします。

5. CPUカバーを閉め、ラッチ2本をリリース時とは逆の順番、(閉)->(開)の順に閉めます。

(閉)

(開)


(この写真ではグリースが除去されていませんが、実際はこの手順時には付着しておりません。)

 

6. 以下の記事の【グリース塗布】を参照し、グリースを塗布します。

    - UCS CPU サーマルグリースの除去と塗布

    https://supportforums.cisco.com/ja/document/12327486

 

7. Heatsinkを以下のように方向を間違えないよう、ネジを対角線上に締めて搭載します。

 

 

8. サーバのトップカバーを閉めます。

9. サーバを中程で一旦ストップするまで押し込みます。

10. 以下の図の、両サイドにある(2)のプラスチックリリースクリップを押しながらサーバを更に押し、ラックに収納します。

 

11. 外したケーブル類を元通り繋ぎ直します。

 

<交換後の確認手順>

- FE 作業

1. CIMC GUI にアクセスし、Serverタブ -> Inventory -> CPUsタブ を確認し、交換したCPUが正常に認識されているかを確認します。

 


2. CIMCの[Server]タブで[Faults and Logs]メニューを選択し、右画面の[Fault Summary]を確認して、新しくFaultが発生していないことを確認します。

 

- お客様作業 (FE 作業後)

1. OSを起動し、動作に問題ないことを確認します。

 

[参考資料]

[C220M3] http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C220/install/C220.html

[C240M3] http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C240/install/C240.html

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