2014-01-10 01:24 PM
このAsk the Expert は2014年1月14日(火)開催の Webcast スピーカーが担当します。
質問は、Webcast で解説した内容を主に受付いたしますが、Cisco Nexus 製品に関することであればエキスパートができる限りお答えいたします。どうぞお気軽にご質問ください。
担当エキスパート: 岸田 拓也 (Takuya Kishida)
開催期間:2014年1月15日(水)~2014年1月26日(日)
[質問の投稿方法]
サポートコミュニティへCisco.comIDでログインすると、この説明の右下に「返信」ボタンが表示されます。クリックすると投稿欄が表示されますので、質問をご記入ください。最後に「メッセージの投稿」をクリックすると質問が送信され、完了となります。
もし1つの質疑応答が進行していても、他の新しい質問を同じスレッド内に投稿いただいて問題ありません。
エキスパートから返信が得られた質問については、評価機能でその回答が適切であったかをエキスパートへぜひ伝えてください。
あなたからの質問だけでなく、他コミュニティのメンバーから寄せられた質問の展開を確認するためにも、ぜひこのフォーラムへ再度訪問されることをお待ちしております!
2014-01-20 10:15 AM
いつもお世話になっております。
PPTのP.51に記述されていたPeer-Switch機能について確認をさせ頂けないでしょうか。
Peer-SwitchはNexusがRootBrigeに「なる」「ならない」に関わらず
設定を入れておいた方が推奨になりますでしょうか。
PPTの右上に常時設定推奨とかかれておりましたので
最初からNexusがRootBrigeになる時は必須と考えておりますが、
ならない時にでもネットワーク障害時にNexusがRootBrigeに選定されることを
考慮して設定しておくほうがいいとの認識で宜しいでしょうか。
お手数ですがご確認の程
宜しくお願いします。
2014-01-21 11:40 AM
matsuno様
ご質問ありがとうございます。
Nexusを STP の Root とされていない構成でも、ご指摘頂いています様な2重障害等を考慮して、vPC peer-switch 機能を設定頂くことは有用かと存じます。
ただ、例えばHybrid vPC 構成にて vPC peer-switch 機能をご使用の際には、幾つか注意して頂く点がございますので、Nexus (vPC domain) がSTPのRootになっていない場合に一概に vPC peer-switch 機能の有効化が推奨とはご案内出来かねます。
以下、上記注意点の補足です。
・Pure vPC 構成 : vPC domain に接続される L2 port が全て vPC を構成している構成
・Hybrid vPC 構成 : vPC domainに接続される L2 port が vPC 以外のものを含んでいる場合
「Hybrid vPC 構成例」
Hybrid vPC 構成での vPC peer-switch 機能使用時の主な注意点としては、
1) 配下の non-vPC port のSTP BLK port (上図点線) の偏り
2) vPC peer 間を跨ぐ non-vPC L2 port の STP port 状態 (片側が必ずBLK状態)
などがあります。
1番は`spanning-tree pseudo-information`コマンドにより回避可能です。
2番は vPC peer-switch 機能使用時の実装となってしまいます。
vPC peer-switch 機能と Hybrid vPC 構成に関する詳細は下記 Configuration Guide や Best Practice Guide をご参照下さい。
「Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Configuration Guide, Release 6.x」
「Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS インターフェイ ス コンフィギュレーション ガイド リリース 5.x」
「Design and Configuration Guide:Best Practices for Virtual PortChannels (vPC) on Cisco Nexus7000 Series Switches (P63付近)」
検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう
シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします