はじめに
Cisco Business Edition 6000/7000 (BE6K/7K) シリーズは、VMware ESXi により仮想化された様々なコラボレーション機能を1 つの統合プラットフォームで提供するアプライアンス製品ですが、ある仮想マシン (VM) 上のアプリケーションが起動しない、アプリケーションで OS 関連のエラーやアラームが検知された等の問題が発生した場合に、該当 VM が出力するログ (vmware.log) の取得が必要となる場合があります。
このドキュメントでは、BE6K/7K 上の VM から vmware.log を取得する方法を、ESXi 6.5 をベースに紹介します。
尚、各 VM のログはハイパーバイザーで取得されるログバンドルにも含まれていますので、下記の記事を合わせて参照してください。
VMware に関するサポート時に必要となる情報の取得方法
vmware.log ログの取得方法
1. vSphere Web Client でESXi ホストにアクセスします。
2. 左のナビゲータメニューから、ストレージを選択し、データストアブラウザを開きます。
3. データストアブラウザから、該当アプリケーションのフォルダにアクセスします。
例: CUCM の場合は "Cisco Unified Communication Manager"
4. フォルダ内に保存されている "vmware.log.X"を選択して、上部の"ダウンロード”ボタンを押す、またはファイル名を右クリックして"ダウンロード"を選択すると、ローカルのPCにファイルがダウンロードされます。
注意事項
ストレージブラウザでアクセスするフォルダにはVMの設定ファイル等も保存されているので、誤って削除しないように注意してください。
参考情報