Cisco Meeting Server(CMS) のクライアントアプリケーションCisco Meeting App(CMA) のバージョン1.11.x で診断情報を取得する方法を記載します。
旧バージョン1.9.x でCMA 診断情報を取得する方法はこちらのドキュメントに記載しています。操作方法に大きな相違はありませんが、表示画面が少し異なります。
診断情報ではない、CMA ログの取得方法はこちらのドキュメントに記載しています。
コールを接続していない状態での取得
1. メイン画面の設定アイコン(歯車マーク)をクリック

2. 設定画面で診断アイコンをクリック

3. 診断ファイルの保存ウィンドウが開くので、ファイル名(図の例ではdiag.txt) を入力して保存

4. 手順3. で指定したフォルダにファイルが保存されていることを確認

コール中の取得
コール中に発生する問題(音声・ビデオ品質等)の調査を行う場合には、コール中に診断情報を取得してください。
コール中に取得する診断情報には音声・ビデオの統計情報が含まれます。
コール中にCMA で診断情報を取得すると、サーバ(CMS) 側でも診断情報を生成します。
1. コール中に、CMA 画面の右下に表示される診断アイコンをクリック

2. ファイル保存ウィンドウが開くので、ファイル名(図の例ではdiag-incall.txt)を入力して保存

3. CMS のWeb Admin にadmin 権限ユーザでログインし、Status > General ページを開く
最下部Call diagnostic logs に、CMA で診断情報を取得した時点でCMS が生成したサーバ側診断情報が表示されるので、download のリンクからファイル保存

ログ解析
CMA Troubleshooter ドキュメントに、事例別のトラブルシューティング・ログ取得方法・ログ解析方法などを記載しています。
Appendix B Client Diagnostic Log Analysis にCMA 診断情報の読み方、Appendix C Server Diagnostic Log Analysis にCMS 診断情報の読み方を記載しています。