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Hiroshi Ishiyama
Cisco Employee
Cisco Employee

はじめに

ネットワーク機器の安定動作を確認したり、性能を評価するために、Packet Generator
や Call Generator を用いた負荷試験を実施する場合があります。

大量のコールを処理する Cisco Unified Communications Manager (CUCM) の場合は
コール処理の負荷試験、多数の RTP ストリームを処理する Voice GW の場合は
メディア処理の負荷試験が行われたりします。

IP Phoneの場合、コール処理性能や RTP ストリームの処理性能は注目されませんが、
Switch を内蔵した IP Phone では、ブロードキャストパケットの処理性能が問題になる
場合があります。

ここでは、Packet Generator を用いた IP Phone 負荷試験の方法を解説します。

高機能な専用機器もありますが、フリーのソフトウェアでも簡単な試験は
実施できます。

(本ドキュメントで使用するフリーソフトウェア)
 Colasoft Packet Builder
 http://www.colasoft.com/packet_builder/


1.Packets の収集

Packet Generator で使用するパケットを収集します。
実際のオフィス環境で、ネットワークに流れる Packets を Wireshark 等の
ツールを用いてキャプチャします。
収集したパケットキャプチャから、負荷試験に用いたいパケットを選択し
(本例では、NetBIOS Name Service を選択し)、Packet Generator が
読み込める形式 (本例では拡張子.cap) で保存します。

2.Packet Generator へのデータの読み込み編集

保存したデータを、Packet Generator で読み込みます。

必要に応じて、検証環境の IP Address に合せてパケット内容を編集します。

2.負荷試験の実施

送信するパケットを選択し、"Send Selected Packets" を選択します。

パケットの送信条件を設定し、パケットの送信を開始します。
(本例では、100 パケットを選択し、100 ms 間隔で送信します。)

Packet Generator から送信されるパケット数は、使用する PC の
性能に依存します。
実際の送信される負荷については、Wireshark 等で確認してください。

以上

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