はじめに
本ドキュメントでは、TAC に SR をオープンする際の契約番号に関する注意点を記載します。
契約番号に関する注意点
SR をオープンする際には、サポートを受けたい製品に紐付いた契約番号を提示頂く必要があります。
異なる契約番号が提示された状態で SR がオープンされた場合には、TAC Engineer によるサポートを開始する前に、製品に正しく紐付いた契約番号をあらためて提示頂く必要があります。
場合によっては、正しい契約番号の確認やそのためのコミュニケーションに時間を要し、お客様が直面する問題の解決に遅れが生じることとなります。
コラボレーション製品でよくある事例
- Cisco Unified Computing System (UCS) 上で稼働する Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) などのコラボレーション関連のソフトウェア製品の SR をオープン頂く際に、UCS のハードウェアに紐付いた契約番号が提示されている。
- Cisco IP Phone のハードウェアに関するお問い合わせの際に、Unified CM の契約番号が提示されている。
- Voice Gateway や Cisco Unified Border Element (CUBE) に対するお問い合わせの際に、Unified CM の契約番号が提示されている、あるいは、その逆。
なお、複数製品に被疑がある問題をお問い合わせ頂く際には、お客様・パートナー様による切り分けの結果、最初に調査が必要であると判断された製品の契約番号を提示して SR をオープンして下さい。
調査が進む中で調査対象が変わった場合には、必要に応じて、契約番号の提示を依頼致します。
参考情報