このドキュメントでは、Touch 10 のログ取得方法について手順を説明します。
事前準備
- Micro USB - USB (データ転送用) ケーブル
- Windows 7 がインストールされたPC
接続手順
1. 事前に準備したMicro USB - USB ケーブルで、Touch 10 のMicro USB と、PC のUSB ボートを接続します。
なお、ネットワークに接続されているWindows 7 を使用している場合は、初回接続時にドライバーがインストールされます。
2. シリアルポートを以下の設定にし、コンソールを接続します。
シリアルポートの設定
ボー・レート: 115200
データ : 8ビット
パリティ : なし
ストップ : 1ビット
フロー制御 : なし
3. ログインプロンプトが表示されたら、”support”のユーザ名にてログインを行います。
なお、パスワードは必要ありません。
トラブルシュートのためのコマンド一覧
トラブルシュートのためのコマンドを紹介します。
情報を表示するコマンド
$ netstat
ネットワークの接続の情報を表示します。
$ selectsw
現在と一世代前のソフトウエアのバージョンを表示します。
$ uname
Linuxのバージョンを表示します。
$ ip XXXX
IPの情報を表示します。以下のオプションを使用する事が出来ます。
Usage: ip [ OPTIONS ] OBJECT { COMMAND | help }
ip [ -force ] -batch filename
where OBJECT := { link | addr | addrlabel | route | rule | neigh | ntable |
tunnel | tuntap | maddr | mroute | mrule | monitor | xfrm |
netns | l2tp | tcp_metrics | token }
OPTIONS := { -V[ersion] | -s[tatistics] | -d[etails] | -r[esolve] |
-f[amily] { inet | inet6 | ipx | dnet | bridge | link } |
-4 | -6 | -I | -D | -B | -0 |
-l[oops] { maximum-addr-flush-attempts } |
-o[neline] | -t[imestamp] | -b[atch] [filename] |
-rc[vbuf] [size]}
入力例)
$ ip link
$ ip addr
$ quit
コンソールからログアウトします。
Event関連のログ表示するコマンド
$ show touchmenu
メニューアプリケーションのログを表示します。
$ show main
メインプロセスのログを表示します。
Linux関連のログ表示するコマンド
$ show console
DHCP, NTP, VLAN等のネットワーク関連のログを表示します。
$ show dmesg
Device driverのログを表示します。
$ show kern
Linux kernelのログを表示します。
$ show messages
Linux daemon等のログを表示します。