2020年10月9日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) の 12.x にて、 Disaster Recovery System (DRS) によるバックアップを開始すると、Smart License Manager (SLM) service がリスタートする事象が報告されています。
SLM がリスタートした際には、Syslog に下記ログが記録されます。
- SLM がストップ Sep 3 02:03:51 CUCM-Pub local7 6 : 1204: CUCM-Pub: Sep 03 2020 17:03:51.580 UTC : %UC_GENERIC-6-ServiceStopped: %[ServiceName=Cisco Smart License Manager] [AppID=Cisco Service Manager][ClusterID=][NodeID=CUCM-Pub]: Service stopped.
- SLM が自動でスタート Sep 3 02:04:17 CUCM-Pub local7 6 : 1209: CUCM-Pub: Sep 03 2020 17:04:17.869 UTC : %UC_GENERIC-6-ServiceStarted:%[ServiceName=Cisco Smart License Manager] [ProcessID=12271][AppID=Cisco Service Manager][ClusterID=][NodeID=CUCM-Pub]: Service started.
|
原因 |
DRS のバックアップを開始した際に SLM がリスタートする動作は、実装通りの動作となります。
CSCvv41720 が登録されておりますが、これは、この動作をドキュメントに記載することをリクエストしたものとなります。
|
解決策 |
実装通りの動作であるため、リスタートを回避することはできません。
|
備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。