Cisco Expressway(Expressway) は、CMS(Cisco Meeting Server) 等の Cisco conferencing resouces 宛のコールで RMS(Rich Media Session) ライセンスを消費しません(参考ドキュメント)。 ただし、同一の宛先を peer とする複数の Zone が設定されている場合、Zone ID 値が最小の Zone を経由するコールのみ RMS 消費なしとなり、その他の Zone を経由するコールは宛先が同じであっても RMS を消費する動作となります。
例)
Neighbor Zone ID 1: cms1.example.com
Neighbor Zone ID 2: cms1.example.com, cms2.example.com, cms3.example.com
コールが Zone ID 1 を経由する場合、RMS は消費しません。 コールが Zone ID 2 を経由する場合、実際にコールが接続される宛先が cms1.example.com の場合は Zone ID 1 の peer が同一のアドレスなので RMS を消費します。実際にコールが接続される宛先が cms2.example.com または cms3.example.com であり、これらのアドレスが Zone ID 2 よりも 値の小さい ID の他 Zone の peer に設定されていない場合、RMS は消費しません。