2020-12-10 10:37 AM 2020-12-10 10:38 AM 更新
現在、WebexTeamsを中心にご利用されているお客様から
Webexのレポートを自動で出力できないか相談を受けております。
#例えば、毎週金曜の17時に、1週間分のレポートを出力し、
メール送付や指定のフォルダへアップなど、のイメージです。
標準機能としては、管理者画面にサインインしレポート種別と期間を指定してエクスポートになると思いますが、これらをWebexで提供されるAPIを活用して自動で実現することは可能でしょうか。
仕様としての実現可否や実現の難易度の観点でコメントいただけますと幸いです。
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2020-12-10 05:35 PM 2020-12-10 05:42 PM 更新
こんにちは。
ControlHubの管理ツールで取得できるレポート情報とまったく同じ情報は、
現時点のAPIではサポートしていませんが、一部の情報であれば取得などが可能です。
Webex Teams関連のメッセージング機能関連では、Compliance系のAPIを利用して、
スペースへの参加、退出、メッセージの投稿、削除、投稿されたメッセージの内容などの情報は取得可能です。
https://developer.webex.com/docs/api/guides/compliance
https://developer.webex.com/docs/api/v1/events
こちらのAPIは、コンプライアンスオフィサー権限を持つユーザーに紐づいたトークンを使用した実行が必要です。
コンプライアンス関連の機能なので、メッセージの投稿内容なども含まれ、
そのメッセージをAPIで削除するといったことも可能な権限になります。
取得した情報から、メッセージ投稿数、スペース参加数などの統計を、アプリケーション側で算出することは可能です。
(統計値自体を取得はできないので、アプリ側で算出する必要があります。)
取得できる情報自体は非常にセンシティブな情報なので、そのままメール送信などには向きませんが、
算出した統計値自体には秘匿性がない値との判断であれば、メール送付、フォルダにアップ、なんらかのダッシュボード連携などは
実現性は十分あると思います。
取れる情報が要件に見合っているかが重要かと思いますが、
現時点で出来る主な情報は以下になります。
基本的に該当組織内のスペースとその参加者、メッセージに関する情報になります。
コールの情報等は含まれません。
Webex Meetings(ミーティングIDが付与されるようなミーティング)に関連するレポート情報であれば、別途、他のAPIが存在します。
https://developer.cisco.com/docs/webex-xml-api-reference-guide/#!history-service-overview
https://developer.webex.com/docs/api/v1/meeting-qualities
こちらのMeetingsのレポート関連APIは、考慮点なども多いので、もしこちらも活用の視野に入る場合は、別途ご相談ください。
前述のコンプライアンス関連のAPIだけで要件が満たせそうという場合ですが、
難易度に関しては一概に述べるのは難しいですが、APIの複雑さという観点では、シンプルなAPIになっていると思います。
OAuth 2.0を使ったトークンの取得やリフレッシュ、HTTPSベースのREST APIの呼び出しなど
一般的な技術で実装できます。
大量のデータを扱うことになるので、一定数ごとに区切った取得(pagination機能)や、
処理リトライに関する戦略(HTTP 429レスポンスの処理)
なども実装する必要はありますが、どれも一般的なHTTPの処理で実装できます。
コンプライアンスAPIを使う場合、メッセージの内容も含めてセンシティブな情報を取り扱うことになるので、
そのデータの取り扱いには慎重な実装が必要という意味では、そこに難しさはあると思います。
単純に投稿数などの統計値を取るのであれば、不要なデータも多くなると思います。
投稿内容の分析まで行うのであれば、有効活用できるデータにはなると思います。
2020-12-10 05:35 PM 2020-12-10 05:42 PM 更新
こんにちは。
ControlHubの管理ツールで取得できるレポート情報とまったく同じ情報は、
現時点のAPIではサポートしていませんが、一部の情報であれば取得などが可能です。
Webex Teams関連のメッセージング機能関連では、Compliance系のAPIを利用して、
スペースへの参加、退出、メッセージの投稿、削除、投稿されたメッセージの内容などの情報は取得可能です。
https://developer.webex.com/docs/api/guides/compliance
https://developer.webex.com/docs/api/v1/events
こちらのAPIは、コンプライアンスオフィサー権限を持つユーザーに紐づいたトークンを使用した実行が必要です。
コンプライアンス関連の機能なので、メッセージの投稿内容なども含まれ、
そのメッセージをAPIで削除するといったことも可能な権限になります。
取得した情報から、メッセージ投稿数、スペース参加数などの統計を、アプリケーション側で算出することは可能です。
(統計値自体を取得はできないので、アプリ側で算出する必要があります。)
取得できる情報自体は非常にセンシティブな情報なので、そのままメール送信などには向きませんが、
算出した統計値自体には秘匿性がない値との判断であれば、メール送付、フォルダにアップ、なんらかのダッシュボード連携などは
実現性は十分あると思います。
取れる情報が要件に見合っているかが重要かと思いますが、
現時点で出来る主な情報は以下になります。
基本的に該当組織内のスペースとその参加者、メッセージに関する情報になります。
コールの情報等は含まれません。
Webex Meetings(ミーティングIDが付与されるようなミーティング)に関連するレポート情報であれば、別途、他のAPIが存在します。
https://developer.cisco.com/docs/webex-xml-api-reference-guide/#!history-service-overview
https://developer.webex.com/docs/api/v1/meeting-qualities
こちらのMeetingsのレポート関連APIは、考慮点なども多いので、もしこちらも活用の視野に入る場合は、別途ご相談ください。
前述のコンプライアンス関連のAPIだけで要件が満たせそうという場合ですが、
難易度に関しては一概に述べるのは難しいですが、APIの複雑さという観点では、シンプルなAPIになっていると思います。
OAuth 2.0を使ったトークンの取得やリフレッシュ、HTTPSベースのREST APIの呼び出しなど
一般的な技術で実装できます。
大量のデータを扱うことになるので、一定数ごとに区切った取得(pagination機能)や、
処理リトライに関する戦略(HTTP 429レスポンスの処理)
なども実装する必要はありますが、どれも一般的なHTTPの処理で実装できます。
コンプライアンスAPIを使う場合、メッセージの内容も含めてセンシティブな情報を取り扱うことになるので、
そのデータの取り扱いには慎重な実装が必要という意味では、そこに難しさはあると思います。
単純に投稿数などの統計値を取るのであれば、不要なデータも多くなると思います。
投稿内容の分析まで行うのであれば、有効活用できるデータにはなると思います。
エキスパートの回答、ステップバイステップガイド、最新のトピックなどお気に入りのアイデアを見つけたら、あとで参照できるように保存しましょう。
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