SCE - CM 間のコネクション接続に関する概要を説明します。
- コネクション接続は、安全性を高めるため必ず SCE から開始する
- SCE は CM に対し、30秒ごとにセッション確立を試みる
※但し、SCE が CM との接続が切れたことに気づくまでには、時間がかかることがあります。
これは、SCE が自身の TCP バッファが溢れるまでは、コネクション断に気づかないためです。
- CM は、最後に RDR を受信してから、設定された時間が経過した場合、コネクションを切断する
※時間の設定は下記の cm.conf ファイルにある[server]内の timeout (秒) にて変更できます
cm.conf
[server]
port=33000
connections=50
timeout=600
allow_multi=false
例えば、試験期間中にトラフィックを SCE に流していない状態の時や、SCE にて CM に対して redundancy mode を使用している時の standby 側向けでは、RDR が生成されないため、上記で設定された時間間隔でコネクションが切断されます。
切断された場合、SCE 側から切断後即座に接続を試みます。
接続ができない場合は、30秒ごとにセッション確立を試みます。
timeout=0 とすることで reset をすることはなくなりますが、基本はdefault のままを推奨します。テスト環境などで、この動作を一時的に止めたい場合などに使用してください。