StarOS: CP-UP 間の Sx Association メッセージ

[Yoshihiro Nishimura]

CUPS 構成において、CP/UP 起動時の Sx Association のシーケンスは下記のようになります。

初期のセットアップ時に交換されるメッセージは下記の通り。

• Sx Association Setup Request/Response

• Sx Association Update Request/Response

• Sx PFD Management Request/Response

各メッセージの役割を紹介します。

Sx Association Setup Request/Response:

Sx のセッションを開始するためのメッセージです。Request には、NODE ID(自身の IP Address)、RECOVERY TIME STAMP(Node の起動時刻)、NODE CAPABILITY(最大Sx session数)が含まれており、Response には、NODE ID、RECOVERY TIME STAMP、Cause(success or error) が含まれます。

Sx Association Update Request/Response:

セッションのセットアップ時には CP から UP に対し、Pool Chunk の割当が行われます。セットアップ時以外でも Pool 情報のアップデートがあれば、CP から UP、或いは、UP から CP に対して、Sx Association Update が使用されます。

Sx PFD Management Request/Response:

CP から UP に対し、PFDF(Packet Flow Description Function) に必要な predefined rules, ruledef, rulebase, charging-action などの情報を送ります。

なお、Sx Association Update Request/Response や Sx PFD Management Request/Response の数は設定等により変動します。