2015-04-24 05:15 PM
2015年3月25日(初版)
一つの address-family 配下について、"allowas-in" と "soft-reconfiguration inbound" が有効である場合に、ESTABLISH ステータスである neighbor の route-policy の prefix-set の変更を行った後、正しく route-policy の評価が出来なくなり、経路消失などが発生する場合があります。
Config 例
router bgp 65000 neighbor 10.1.2.3 address-family ipv4 unicast route-policy IN_POLICY in allowas-in soft-reconfiguration inbound always!route-policy IN_POLICY if destination in allowPrefix then pass else drop endif end-policy!prefix-set allowPrefix 10.2.3.4/32, 192.168.1.1/32 end-set
IN_POLICY に従って経路受信をしている状態で allowPrefix の変更を行うと、変更後の IN_POLICY では受信すべき経路がフィルタされ、ドロップされます。
allowas-in と soft-reconfiguration inbound always が両方同時に設定されている場合に、route-policy の変更を正しく処理出来ないことが原因となります。
この問題は、CSCuq48123 で報告されております。
CSCuq48123prefix-set modification removes all received route
解決策
Workaround として、soft-reconfiguration inbound always の削除をする事で回避出来ます。
CSCuq48123 は、CSCum74145 にて修正されていますので、問題の解決には CSCum74145 が修正されたバージョンをご使用ください。
備考本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
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