2019年7月23日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
VPC/iftask を使用している環境で、BGP session がフラップし、通信ができなくなるという問題です。
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原因 |
Port に MTU を設定しているにも関わらず、対向の BGP Peer からそれより大きいサイズの BGP update packet が送られてきた結果、VPC がパケットをドロップするため、フラップが発生します。
これは、VPC が Path MTU Discovery にて、自身の MTU サイズをより大きい値として報告してしまうため発生する問題です。
この問題は CSCvq31832 として報告されています。 CSCvq31832 - IPv6 PMTU discovery does not work and MSS 9040 is chosen by BGP
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解決策 |
この問題のワークアラウンドはございません。 恒久的な対策には、CSCvq31832 の修正されたバージョンを使用する必要があります。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。