皆様こんにちは。今日は立春ということですが、まだまだとても寒い日が続きますね。
Unified Contact Center Expres(以後、UCCX)は発信元のコールに応答し、音声ガイダンスを再生したり、発信元の電話機によって入力された番号(DTMF信号)を認識してコールを適切なオペレータに分配する本格的なIVR(自動音声応答)およびACD(自動呼分配)機能を備えています。
音声や音楽を発信元(あるいはUCCXから外部へ発信した場合は発信先)へ再生する際に、その音声または音楽データはファイルとしてUCCX内に保存することができます。
そしてUCCXの動作を定義するCCXスクリプト(コールフローやIVR処理を実行する手順を定義するスクリプト)の中で再生をしたい音声ファイルを指定することができます。
今回は、この音声ファイルをどのように作成するのかについて解説します。
UCCXが対応する音声ファイルのフォーマットは以下のようなものです。
ビットレート: 64 kbps
サンプルサイズ: 8 bit
チャンネル: 1 (mono)
サンプリングレート: 8 kHz
フォーマット: CCITT u-Law
音声ファイルを作成する方法は大きく分類すると、人の声を録音する方法と、テキストデータから音声を合成して作成する方法の2通りがあります。
後者についてはそのための専用ソフトが必要です。
一番お手軽なのは、最近のオペレーティングソフト(Microsoft Windows 7やApple OS X Yosemiteなど)が標準で内蔵するテキスト読み上げ機能を利用したり、価格の安いナレーション作成ソフトウェアなどを使ってテキストから音声ファイルを作成するものです。
ただし、これらのものが出力する音声が自分たちの用途に合う音質であるかどうかは事前に確認することをお勧めします。最近はテレビ番組でもよくつかわれるようになっているため、意外に受け入れやすいかもしれませんね。
一般的には音声合成ソフトとよばれる専用の法人向けのソフトウェアが利用されることが多いようです。
前者、つまり人の声を録音する場合でも、少し規模の大きなヘルプデスクやコールセンターでは専用のスタジオなどを利用して録音に適した環境や機材がそろった場所で録音することが多いようです。(またはそのような環境を利用して音声データを作成を請け負う企業へ依頼したり。)
ここでは、方法に関係なくすでに作成済みの音声ファイルをUCCX用の音声ファイルとして利用できるフォーマットに変換する具体的な例について解説します。