本稿ではISEの物理アプライアンスであるSNS-36xx にてシリアルコンソール表示/操作ができない時の対処を紹介します。
アプライアンス背面のシリアルポート(下絵の6番ポート)とPC等の端末とのシリアル接続に関してのものになります。
端末側、SNS側(CIMC)のそれぞれのシリアル設定は
(コンピューティング > BIOS > BIOSの設定 > サーバ管理)
となっている前提です。
ターミナルアプリケーションからキー入力をしても以下のように
有効な文字が表示されないことや文字化けのような状況になります。
このような時は一度Serial over LANが有効になっていないかCIMCで確認ください。
コンピューティング > リモート管理 > Serial over LAN で以下のように
有効にチェックが入っている場合、チェックを外し変更の保存をすると、
のように文字が表示され、入力もできるようになります。
この対処によってCIMCやISEに再起動が発生するといったことはありません。