はじめに
本ドキュメントは、SNS-36xxのCIMCにて watchdogのresetの発生によりCIMCが再起動し Watchdog , Hard reset といったメッセージが出力される事例についてご紹介致します。
事象
CIMCにて下記のようなログが出力され、CIMCの再起動が発生します。
[出力されるメッセージ例]
例1:
06/13/2022 11:23:11 JST | CIMC | Watchdog 2 BMC_WATCHDOG #0xf4 | Hard reset. | Asserted
例2:
07/12/2022 15:05:54 JST | CIMC | Watchdog 2 BMC_OOM_RESET #0xf5 | Hard reset. | Asserted
また、再起動の際にManagement port のLink Downが発生し、下記のようなログが出力されます。
[出力例]
2022-06-07 19:02:17 Management Interface Link Down : LOM_P1 Check the network cable connection
発生原因
様々な不具合の影響や機器の高負荷状況が発生した際に発生する事例が報告されております。
※不具合情報については弊社 Bug Search Tool よりご確認頂けます。
発生原因は様々な要因が考えられるため、詳細な調査が必要な場合はCIMCのTechSupportファイルを取得いただき、Cisco TAC までお問い合わせ下さい。
影響
CIMCにて発生する問題となり、ISEの動作には影響はございません。
上述のとおりCIMCの再起動が完了するまで一時的にManagement port のLink Downが発生しますため、Pingの応答(死活監視)が途絶えることが考えられます。しかし、CIMCの再起動が完了後、自動的に復旧します。
改善策・回避策
現時点では明確な改善策・回避策はございません。最も有効な改善策としては様々な不具合が改善されております最新のCIMC Firmware Version をご利用いただく方法となります。
Upgrade の方法については下記をご参照下さい。
最新のSoftware は下記よりダウンロード頂けます。
*SNS型番のCIMCをUpgradeする際は、SNS型番のダウンロードページに公開されているイメージをご利用下さい。