目的
本ドキュメントは、ACSでGUI/CLIでsupport bundleを取得できない場合の代替の手段として
紹介しております。
遭遇している問題の状況によっては、以下に紹介する方法でも取得できない場合もございます。
※ 以下の情報は、ACS 5.8 で確認いたしております。
a. 'backup-logs' コマンドを使ったログの取得
CLI で 'backup-logs [ファイル名] repository [レポジトリ名] password plain/hash [パスワード]' で
ログを取得。
※ 事前に Software Repository の設定(System Administration > Operations > Software Repositories)が必要。
※ こちらについては、ADE-OSログ、ACSのログは含まれております。
(出力例)
もし、'backup-logs' コマンドで取得できない場合は、レポジトリの問題の可能性もございます
のでレポジトリ側に問題がないかの確認をいただけると助かります。
b. 'show logging system/application'コマンドを使ったログの確認と取得
※ Application(ACS) と System(ADEOS) 関連のログを取得可能で、ターミナルソフトの機能で出力するログを保存していただく必要がございます。
[Systemログの確認]
'show logging system'でログのファイル名を確認します。
(出力例)
'show logging system [ファイル名]'でで対象のファイルの内容を確認いたします。
(例) show logging system ade/ADE.log
この出力をログとして保存してください。
[Applicationログの確認]
'show logging application'でログのファイル名を確認します。
(出力例)
'show logging application [ファイル名]'でで対象のファイルの内容を確認いたします。
(例) show logging acsRuntime.log
この出力をログとして保存してください。
c. 'show acs-logs'コマンドを使ったログの確認と取得
※ 基本的に ACS のログのみ取得可能で、ターミナルソフトの機能で出力するログを保存していただく必要がございます。
まず、'show acs-logs detail'でログのファイル名を確認します。
(出力例)
’show acs-logs filename [ファイル名]’で対象のファイルの内容を確認いたします。
(例) show acs-logs filename acsRuntime.log
この出力をログとして保存してください。