ACS5のCLIにもshow running-configとshow startup-config commandが存在します。
通常、機器の再起動直後であればCLI設定の変更も無く
(show running-configの出力) = (show startup-configの出力)
となるはずですが、ACSのconfiguration backupをrestoreしたことに伴う機器の自動再起動直後では差分が発生する場合があります。
考えられるシナリオとしては、GUIからrepositoryの設定を変更しCLIにてwrite memoryする前にconfiguration backupを取得するというものがあります。
GUIからrepository設定を変更した場合、それはrunnning-configには即時更新されますが、startup-configの更新はwrite memory実施がtriggerとなります。
configuration backupはstartup-configとrunning-configを別々に保存しているため、write memory以前に
backupを生成するとstartupとrunnningの内容が違う状態で保存されます。
それをrestoreすると再起動直後でもstartupとrunningで内容の不一致が発生します。
こちらは不具合ではなく実装通りの動作となってなっております。このような状態で誤解を避ける意味でconfiguration backupを取得する場合は直前にCLIでwrite memoryを実施いただくことを推奨しております。