TACケースオープンに必要な情報
AnyConnectをコネクタとしてご利用の場合、TACにケースをオープンする際には、DART (AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool )のご取得をお願いいたします。DARTとは、AnyConnectのラブルシューティングに必要なデータの収集ツールです。取得方法は以下のページに記載があります。
DART 取得方法 (Window7/Windows8)
なお、全てのDeployment Typeに共通して取得して頂くべき情報に関しては、下記ページをご確認ください。
CWSのサービスリクエストを起票して頂く際のお願い
ProfileでDebug Levelをverboseに設定する方法
AnyConnect Web Securityのトラブルシューティングでは、Debug Levelをverboseに設定した後に事象を発生させ、DARTを取得する必要があります。
STEP1 Client Profileの作成
Profle EditorでDebug levelをVerboseとして、Clent Profile(.wsoファイル)を作成します。
Profile Editor > Web Security > Advanced
また、Hosted configurationが有効なっていると、profileが自動的に更新されてしまいますので、一時的にHosted Configの設定を無効にします。
Profile Editor > Web Security > Preferences
STEP2 .wsoファイルの配置
既存の.wsoファイルを、新たに作成したものに置き換えます。
通常は、以下のフォルダに.wsoファイルが配置されています。
C:\ProgramData\Cisco\Cisco AnyConnect Secure Mobility Client\Web Security
- ProgramDataは隠しフォルダとなっている場合があります。
STEP3 AnyConnectの再起動
設定変更を有効にするには、AnyConnectの再起動が必要です。AnyConnectだけを再起動することができない場合はPCを再起動してください。 DARTの取得が終了しましたら、元の.wsoファイルを戻します。
コマンドで一時的にDebug Levelをverboseに設定する方法
コマンドプロンプトでも、Debug Levelを変更することが可能です。
C:\Program Files (x86)\Cisco\Cisco AnyConnect Secure Mobility Client>acwebsecagent -dbglevel -FFFFFFFF
コマンドプロンプトで設定変更を行った場合、AnyConnectを再起動すると元のdebug levelに戻ります。