対象機器:SEG(旧ESA), SWA(旧WSA), SMA
TACへトラブルの対応のお問い合わせをいただいた際、お客様に障害発生時間帯前後の機器上のログの取得、提供をお願いすることがございます。
その際、管理GUIからどのようにしてログを取得すればよいかの操作を紹介します。
- 管理GUIにログインします。
- メニューより「システム管理」(System Administration)>「ログサブスクリプション」または「ログ設定」(Log Subscriptions)を選択します。
- リストされているログの設定から該当のログの欄を見つけ、その欄の「ログファイル」(Log Files)のリンク先にアクセスします。
SMA, SWA では機器上FTPサービスが無効になっていると「ログファイル」のリンクが表示されません。
その場合、先に後述のFTPサービスを一時的に有効にする操作を先にしてください。
- SMA, SWA ではFTPによるファイルダウンロードのため、FTPアクセスのユーザ、パスワードの入力が必要になります。FTPアクセスのユーザ、パスワードには、管理GUIでアクセスしたユーザ、パスワードを入力します。(SEGではこの操作は発生しません。)
- 対象ファイルのリストが表示されますので、必要となるファイルにアクセスします。
なおファイル名の".current" 以外の "@" の後の数字はログの記録の開始された日時を示しています。この時刻情報より障害発生時間帯のログを特定してください。
例: system.@20171122T123450.s
-> 2017年11月22日12時34分50秒から記録開始したsystemログ
- 対象ログファイルをダウンロードおよび保存します。
ログファイルは殆どのログタイプではLinux/Unix系システムタイプの改行を持つテキストです。
Windowsのメモ帳などでは改行が適切に表示されない場合があるため注意してください。
なお該当ログがsyslogやFTP、SCPなどでログサーバに転送する設定をされている場合、機器上にログが保存されていないので、その場合は転送先のログサーバでログを確認してください。
(補足)FTPサービスを一時的に有効にする操作:
- 管理GUIにログインします。
- メニューより「ネットワーク」(Network)>「IPインターフェイス」(IP Interfaces)」(SWAでは「インターフェイス(Interfaces)」)を選択します。
SMAでは更に管理GUIにアクセスしているIPのインターフェイスを選択します。
SWAでは更に「設定を編集...」(Edit Settings...)をクリックします。
- サービス "FTP" のチェックボックスを選択、"Port" に "21" を指定します。
- 画面右下 「送信」(Submit)をクリック後、画面右上に表示される「変更を確定」(Commit Changes)をクリック。
- 変更確定画面で「変更を確定」(Commit Changes)をクリックして編集した設定を有効にします。
必要なログのダウンロードが済んでFTPサービスを再び無効にする場合は、上記操作の 3. の操作でサービス "FTP" のチェックボックスを解除するようにして設定変更を行ってください。
(上記資料は AsyncOS 14.X, 15.X の環境を元に作成しています。AsyncOSバージョンによっては
GUI上表記の変更により表記が若干異なることが生じる場合があるかも知れませんがご了承ください。)
以上