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Yoshinori Kimura
Cisco Employee
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この資料ではコンテンツセキュリティ製品の物理アプライアンスの featurekey について説明します。
仮想アプライアンスはライセンス情報の扱いが少し異なる点がありますのでご注意ください。
 
Q. featurekey とは何ですか?
A. コンテンツセキュリティ製品のライセンス情報です。利用するサービス毎に提供されています。

Q. featurekey はどのように確認すればよいでしょうか?
A. GUIでは [システム管理 (System Administration) ] > [ライセンスキー (Feature Keys) ] 画面、コマンドラインでは "featurekey" コマンドで確認、インストール操作ができます。

Q. featurekey はどのように提供されますか?
A. ライセンス購入を行うとまず Product Authorization Key (PAK) ファイルが提供されます。この PAK ファイルをライセンス申請サイト (http://www.cisco.com/go/license) に登録し、そこから該当機器のシリアル番号に対して機器上で利用するライセンスの割り当てを行います。
この割り当てを行うことで featurekey が発行され、またアップデートサーバにもキーが準備されます。
アプライアンス上にはユーザが GUI "Feature Keys" 画面または "featurekey" コマンドからキー文字列をインストールするか、アップデートサーバからダウンロードするといった方法で機器へ反映されます。

Q. featurekey がないとどうなりますか?
A. 該当サービスが利用できません。
サービスが動作しないだけでなく該当機能のコマンドも認識しなくなります。(例: アンチスパムの featurekey が無効な状況ではアンチスパムサービスの状態を確認する "antispamstatus" コマンドなどがコマンドとして認識されません。)

Q. ステータスに "Active", "Dormant" というのがありますが違いはなんですか?
A. "Dormant" は有効な featurekey が用意されているものの、まだライセンス承認 (End User License Agreement, EULA) を受け入れていない、該当のサービスを利用したことがない状況のものです。
"Active" は有効な featurekey があり該当サービスの機能を現在利用している、または過去に EULA を受け入れて有効化したことがある状況を示します。
一旦 EULA を受け入れて有効化したサービスはその後にサービスの設定を無効に変更しても featurekey のステータスは "Active" のままになります。

Q. 工場出荷品上に購入した覚えのない機能の30日有効な featurekey がありますがどうしてでしょう?
A. 評価用 (evaluation) featurekey です。機能を使わずに残っていても問題ありません。

Q. 失効日が "perpetual" と表示されていますがこれはどういった意味のものですか?
A. 無期限の featurekey です。

Q. 失効日が過ぎるとサービスはどうなりますか?
A. 失効に伴い対象のサービスが無効になります。

Q. featurekey を更新したらどうなりますか?
A. 既存の featurekey が有効な状態で引き続き有効な新しい featurekey に更新した場合はサービスはそのまま継続します。
一旦 featurekey が失効してサービスが無効になった後に新しい featurekey を更新した場合、該当サービスを再度有効にするには改めてライセンス承認を行い該当サービスを設定しなおしてください。

Q. 失効後サービスが無効になるまでに猶予期間はありませんか?
A. featurekey の失効からサービスが無効になるまでに猶予期間はありません。
ちなみに featurekey の提供する失効日自体が猶予期間として契約上の失効日よりも数日分先の日付となっています。
失効間近の機能を継続利用されるのであれば、契約上の失効日を意識してライセンス更新を行われることをお勧めします。


Q. 失効した featurekey はいつまで表示されるのでしょうか?
A. 失効後30日を経過後に表示されなくなります。


Q. 運用中に featurekey の失効日までに90日を切ったというようなアラートが通知されましたがこのようなアラートはいつ通知されるのでしょうか?
A. システムレベルのアラート通知や SNMP Trap の設定を行っているとライセンスを管理するプロセスがキーの失効まで 90/60/30/15/5/1 日を切ったことを検出するか、失効日になると通知するという動作が行われます。
なお「失効日のちょうど〇日前」に通知が生じるのではなく「失効日前〇日未満」という条件で通知を行うため、OS再起動などすると仮に失効日までに 61日の状態でも90日未満であるために「失効まで90日未満」としての Alert/Trap が上がることがありますのでご注意ください。

Q. featurekey の失効日が以前に確認した時から少し変わったように見えます
A. featurekey の失効日は機器の時刻修正の影響や後述の featurekey 更新のタイミングなどで変動する場合があります。契約上の失効日よりも先の猶予期間内での変動であれば問題ありません。

Q. OS 再起動をしたら featurekey が更新されたように見えますが更新はいつ行われるのでしょうか?
A. サービスの自動更新が有効になっている場合、アップデートサーバへの featurekey 更新チェックは以下のようなタイミングで行われその際に更新が行われることがあります。

 - アプライアンスの起動
 - GUI よりの "Check Now" 操作
 - 新しいキーの適応およびアクティベートを行った場合
 - 30日毎に1回のチェック
 - キーの失効10日前より1日毎に1回のチェック
 - キー失効後一か月間1日毎に1回のチェック
(「*日毎に1回のチェック」はライセンスを管理する内部プロセスの起動後のタイミングによります。この内部プロセスはキーの更新やアプライアンスの再起動などを行うと再起動がかかります。)

Q. 現在100ユーザ分の IronPort AntiSpam (IPAS) の featurekey を利用している機器に200ユーザ分のIPAS featurekey を追加しました。300ユーザ分として認識されるかと思ったら200ユーザ分しか認識しませんがどうしてでしょう?
A. コンテンツセキュリティ製品の featurekey はサービス毎に1つのキーしか有効にならず、最後に適応したものしか有効になりません。
上記のような操作を行うと最後に有効にした200ユーザの featurekey のみが認識されます。
既に利用中の機能の featurekey を追加で購入する際には購入元または弊社営業にご相談ください。

 

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