はじめに
Firepower 2100シリーズでは、機体の前面パネルにロケータ ビーコン(Locator Beacon)のLEDが設置されています。
本ドキュメントでは、ロケータ ビーコン機能の説明とその設定方法について紹介します。
本ドキュメントは、Firepower 2130-ASA 9.12.1 にて確認し、作成をしております。
ロケータ ビーコンの確認場所について
Firepower 2110 および 2120 前面パネル
上記、⑤番目のLEDがロケータ ビーコンになっています。
Firepower 2130 および 2140 前面パネル
上記、②番目のLEDがロケータ ビーコンになっています。
LEDの状態 |
意味 |
消灯 |
位置特定はオフになっています |
青 |
位置特定はオンになっています |
機能について
ロケータ ビーコンの機能は主に二つあります。
まず、ロケータ ビーコンとは、物理的な設置場所で、設置機器を識別する際に利用されております。特に、物理的な点検をするとき、ロケータ ビーコンをオンにしているユニットを便利に見つけるのに役立ちます。
また、 電源shutdown手順を実施した際に、電源OFF可能となったタイミングで、Locator Beaconの点灯することが仕様となっております。ロケータ ビーコンの点灯は「機器はグレースフルシャットダウンが完了し、今から電源スイッチをオフにしてもよい」との信号となります。
設定方法
ロケータ ビーコンの状態を確認する方法:
【確認】
FPR2100#
FPR2100# scope fabric-interconnect a
FPR2100 /fabric-interconnect # show locator-led
Locator LED:
Equipment Operational State
--------------- --------------------
A Off
ロケータ ビーコンを設定する方法:
【設定】
FPR2100#
FPR2100# scope fabric-interconnect a
firepower /fabric-interconnect # enable locator-led
firepower /fabric-interconnect # show locator-led
Locator LED:
Equipment Operational State
---------------- -----------------
A On
参考情報