キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
告知

JTAC-Mid-Career-Recruitment-2021.8

 

ACI Toolkit の活用

25
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント

ACIのコントローラであるAPICは、実体としてはACIに対するAPIインターフェイスとなっています。APICに対する構成・操作はすべてAPIを通じて実行されています。JSONもしくはXML形式でのREST/APIがいわば「素の」APIとなりますが、ここではそのAPIをより便利に、使いやすく使用するために提供されているオープンソースのPython SDKである "ACI Toolkit" の使用方法をご説明します。

 

ACI Toolkit は、Githubでコードが公開されているオープンソースです。Apache License 2.0が適用されており、どなたでもご利用頂くことが可能です。GithubにあるACI Toolkitのレポジトリにはサンプルアプリケーションも含まれていますので、このACI Toolkitを使った実装サンプルとして参照頂けます。

 

ACI Toolkitは、以下の環境が使用できるあらゆるOS環境で使用いただくことが可能です。

 

※ Git が使用できない場合は、ACI Toolkit ウェブサイトより zip もしくは tar.gz ファイルとしてダウンロード頂けます

 

また、実際にはEclipseとPyDevなど、Pythonによる開発環境を合わせてご利用頂くことになるかと思いますので、以下参考まで情報を紹介します。

 

Eclipse … オープンソースのIDE(統合開発環境)

PyDev … EclipseでPythonプログラミングを行う際に使用するプラグイン

※ Windows環境でGitを使用する場合は、Git for Windowsなどを使用してください

 

1. ACI Toolkit の取得

ACI Toolkit を github から Git コマンドで取得を行います。

git clone https://github.com/datacenter/acitoolkit.git
01.png

実行フォルダ配下に、GithubからACI Toolkitが複製されていることを確認してください。

02.png

2. ACI Toolkit のインストール

 

ACI Toolkitフォルダでsetup.py を実行します。

python setup.py install
03.png

セットアップが正しく完了したことを確認してください。最後の行が以下の様になっていることを確認してください。

※バージョンについては、随時更新されていきます(下記、x.xの部分)

 

Finished processing dependencies for acitoolkit==x.x

以上で ACI Toolkit のインストールは完了です。

ACI Toolkitのサンプルプログラムは、gitでACI Toolkitを取得したフォルダ配下の "samples" フォルダに含まれています。

 

サンプルプログラムでは、credentials.py ファイルを同一フォルダパスに配置したうえで、APICに対して接続に必要となる情報を登録したうえで使用します。

必要に応じて、以下の項目を修正してください。

 

項目
LOGIN APICに対する接続アカウントを指定します。デフォルトでは 'admin' となっています。
PASSWORD APICに対する接続アカウントに対するパスワードを指定します。
IPADDR APICのIPアドレスを指定します。
URL 必要に応じて、http://https:// に、:80/ を :443/ に変更してください

上記 credentials.py ファイルを準備したうえで、以下のサンプルスクリプトを実行してみてください。

  • aci-show-tenants.py
  • aci-show-endpoints.py
  • aci-show-interface.py

 

以下は、Eclipseを使用して aci-show-tenants.py を実行した際の表示例です。

04.png

 

上記サンプルは、いずれも情報を参照するスクリプトとなりますが、ACI Toolkit を用いて構成操作を行うことも可能です。

tutorial.py ファイルの、tenant 名を、作 成したいテナント名に変更して実行すると新規テナントが作成され、各種設定情報が構成されます。スクリプトと構成されたテナントの構成情報を照らし合わせて、どのような構成が行われているか確認してみてください。

 

tutorial.py スクリプトは、実行時に生成された REST/API を表示するようになっています。構成先URLとJSONファイルが表示されますので、合わせて確認してみてください。

以下は、Eclipseを使用して tutorial.py を実行した際の表示例です。

(セキュリティに関する警告メッセージが出ていますが…)

05.png

上記の各種サンプルとは別に、acitoolkitcli.py は、ACIの情報を Cisco IOSライクなCLIで参照することができるサンプルスクリプトとなっています。

以下の様にオプションをつけてスクリプトを実行してください。

python acitoolkitcli.py –l (APICのアカウント) –p (アカウントのパスワード) –u (APICのURL ※https)

以下、実行例です。

06.png

show tenant や show interface など、各種コマンドを実行してみてください。 conf で構成を行うことも可能です。

どのようなコマンドを使用することができるのかについては、samplesフォルダ配下のacicliフォルダに配置されている clicommands.txt を参照してください。

また、合わせて test_cli.txt も参考ください。

 

より詳細な情報については、ACI Toolkit のドキュメントページを参照してください。