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APIC Postman の紹介

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1. APIC Postman とは

 

REST クライアントを用いた設定Python を用いた設定 で、REST API を用いた設定例が書かれていますが、最初にユーザ認証を行う必要があるため、簡単に動作を確認したい場合に不便です。 そういった煩わしさを解消してくれる便利なツールが ACI App Center に公開されました。 それが APIC Postman です。 3.0(2h) 以降で対応しています。

 

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APIC は、2.2(1n) 以降で ACI App Center という機能をサポートしていて、ユーザが作成したアプリケーションを APIC にインストールすることができます。 他のユーザが作成したアプリケーションは Cisco ACI App Center からダウンロード可能です。 (大半が Cisco のエンジニアが作成したものですが。) APIC Postman も Cisco のエンジニアが作成した App の 1 つです。

 

2. APIC Postman のインストール

 

1) 3.0(2h) 以降の APIC に login します。

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2) 上のタブの Apps をクリックするとインストールされている App の一覧が表示されます。

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3) 右側の Download Application アイコンをクリックすると Cisco ACI App Center が開くのでそこから APIC Postman をダウンロードします。(事前にダウンロードしておいても構いません。)

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4) Download Application アイコンの隣の Upload Application アイコンをクリックし、ダウンロードしておいた APIC Postman(Cisco-APICPostman-3.1.aci) を指定し Submit します。(3.1 の箇所はバージョンが入るため、異なる可能性があります。)

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5) Enable をクリックし、APIC Postman を有効にします。

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6) Security Domain を選択し、Enable をクリックすると有効になります。

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7) インストールが完了すると、下記のように Enable となっていたボタンが Open に代わり、App を使用できるようになります。

09.png

 

3. APIC Postman の使用方法

 

上記 Open をクリックすると APIC Postman が起動します。

画面左側の Search ボックスにキーワードを入れると Class を検索することができます。

下記例では、Tenant を作成するために tenant というキーワードを入れています。 検索結果として fv:Tenant が表示されるので、これをダブルクリックします。

10.png

 

fv:Tenant をダブルクリックすることで右側にアイコンが表示され、下段に Properties と Post Preview が表示されます。

この Properties の値をダブルクリックし、値を編集することで各クラスのパラメータを設定できます。

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下記は、name に demo と入力した時の出力例です。

name を変更すると、それに伴い dn/rn も変化し、右側の Post Preview の値も変更されます。

この時点では、まだ設定は反映されていません。

12.png

 

設定を反映するためには、上段の POST ボタンをクリックし、データを POST する必要があります。

APIC に login することで既に認証が完了しているので、データを POST するときにユーザ認証は必要ありません。

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POST しても良いか確認画面が表示されるので、Yes をクリックすると設定が反映されます。

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Tenants > demo で実際にテナントが作成されていることが確認できます。

 

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Apps > APIC Postman で元の画面に戻ると先ほどの画面は消えていて何も表示されないので、先ほどの設定を表示するため https://[apic addr]/apic/node/mo/uni/tn-demo.json と入力 (先ほど POST した情報、POST ボタン左側の矢印をクリックすると履歴が残っているので手動入力する必要はありません) し、GET ボタンをクリック。

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Tenant demo の情報が出力されます。 tenant 作成時に自動的に作られる vns:SvcCont や fv:RsTenantMonPol も表示されています。

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Tenant demo の配下に Application Profile を作成するため、先ほど同様、左側の Search ボックスに application と入力し検索します。

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fv:Ap をダブルクリックすると fv:Ap が追加されます。

今回は、name に ap01 と入力しています。 丸印が青く塗りつぶされているのが現在選択している class(instance) になります。

右クリックすると、このインスタンスを削除したりクローンすることができます。

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クローンし、名前を変更することで似たような設定を簡単に設定することができます。(POST するまでは設定は反映されないので注意が必要です。)

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上記設定を POST した後に、再度 Tenant demo を確認すると、Application Profile が 2 つ (ap01, ap02) できていることが確認できます。

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上記は、APIC Postman の説明のため、1 から Tenant/Application Profile を作成しましたが、単に設定を行うだけの場合、普通に GUI を作成した方が早いので、今度は、EPGx2, BDx2, VRFx1 を GUI で作成し、それを APIC Postman で表示させてみます。各設定は下記になります。 epg01 - bd01 - vrf01, epg02 - bd02 - vrf01 が関連づけられています。

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Apps > APIC Postman に戻り、tn-demo.json を GET すると下記のように表示されます。

関連付けを見る場合、GUI よりもこちらの方が見やすいかもしれません。

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情報が多すぎて表示が小さくなってしまいましたが、epg について着目したいような場合、epg を選択し、右クリック > Root Here を選択することで、この epg 配下の情報のみ表示することができます。 (GET 先が uni/tn-demo.json から uni/tn-demo/ap-ap01/epg-epg01.json に変更になっています。)

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Post Preview に該当箇所の設定が表示されるので、GUI で 右クリック > Save As を用いて設定を保存するよりも簡単に設定が確認できて便利です。

GUI や python script を用いた方が便利なことも多いですが、APIC Postman は簡単に json/xml 形式で設定が確認でき、関連付けもわかりやすいため、使い方次第ではとても便利なツールです。