うるう秒について
2017年1月1日にうるう秒の調整が実施されます。
日本標準時では、2017年1月1日(日)の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が追加されます。
※うるう秒については、後述の補足を参照してください。
Nexus 1000Vが特定バージョンである場合、うるう秒の調整が発生する度に影響を受ける可能性が御座います。
バージョンが古いシステムについては、十分ご注意ください。
Nexus 1000V における、うるう秒の対応
Nexus 1000V では、バージョン5.2台でうるう秒の影響を受けることが確認されており、5.2(1)SV3(1.4)以降で修正されております。
また、バージョン4.x台におきましては、うるう秒の影響は受けません。
ワークアラウンドとしましては、うるう秒挿入の24時間前までにNTP設定を一時削除し、うるう秒挿入後にNTPを再設定してください。
詳細は、以下の情報をご参照ください。
CSCus80369 Sup reload or Switchover may occur due to Leap second update
https://tools.cisco.com/bugsearch/bug/CSCus80369
Release Notes 5.2(1)SV3(1.4)
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus1000/sw/5_x/release_notes/b_Cisco_NIKV_VMware_521SV314_ReleaseNotes.html
影響
上記リンクの情報にございますとおり、該当バージョンをご利用の場合、Nexus 1000V のVSM(Virtual Supervisor Module) がリロード、もしくはスイッチオーバーする可能性がございます。
補足
地球の自転と原子時計の時間差が0.9秒以上になると想定された場合、うるう秒によって調整されます。
うるう秒による調整は、12月か6月の末日の最後の秒(世界標準時)に実施され、それでも調整しきれない場合は、3月か9月の末日の最後の秒(世界標準時)で実施されます。
世界標準時(UTC)と日本標準時(JST)では、時差が9時間である為、日本では午前8時59分の最後の秒で調整されます。
※前回の追加は 2015年7月1日でしたが、次回の実施日は未定です。
日本標準時(JST)グループ:うるう秒実施日一覧
http://jjy.nict.go.jp/QandA/data/leapsec.html