うるう秒について
2017年1月1日にうるう秒の調整が実施されます。
日本標準時では、2017年1月1日の午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に8時59分60秒が追加されます。
※うるう秒については、後述の補足を参照してください。
NX-OS におけるうるう秒の対応
NX-OS では、NTP の Leap Indicator(LI) による、うるう秒の追加・削除に対応しており、NTP serverから受け取ったLI bitの立ったNTPパケットは正常に同期され8時59分59秒を2回繰り返します。
対象機器
Nexus/9000/7000/6000/5000/3000 series switch
うるう秒の追加・削除時に出力されるログ
8時59分59秒を2回繰り返す挙動となりますが、これに伴い出力されるログはありません。
影響
各プロダクトごとに以下の不具合が報告されております。
参考情報:Leap second (Cisco.com)
補足
地球の自転と原子時計の時間差が0.9秒以上になると想定された場合、うるう秒によって調整されます。
うるう秒による調整は、12月か6月の末日の最後の秒(世界標準時)に実施され、それでも調整しきれない場合は、3月か9月の末日の最後の秒(世界標準時)で実施されます。
世界標準時(UTC)と日本標準時(JST)では、時差が9時間である為、日本では午前8時59分の最後の秒で調整されます。前回の追加は2015年7月1日でしたが、次回の実施日は未定です。
日本標準時(JST)グループ:うるう秒実施日一覧
http://jjy.nict.go.jp/QandA/data/leapsec.html