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Yutaka Takahashi
Cisco Employee
Cisco Employee

[交換に必要なツール]

Scenario 1 Heatsinkを再利用する場合、以下をオーダーします。

 Heat sink cleaning kit (UCSX-HSCK=)

 Thermal grease kit (UCS-CPU-GREASE3= [白いキャップ])

 Intel CPU Pick-n-Place tool for EP CPUs (UCS-CPU-EP-PNP=)

Scenario 2 Heatsinkを交換する場合、以下をオーダーします。

 Heat sink (UCSB-HS-01-EP=)

 Heat sink cleaning kit (UCSX-HSCK=)

 Intel CPU Pick-n-Place tool for EP CPUs (UCS-CPU-EP-PNP=)

 

本作業は、以下のページのアニメーションも有用ですので、ご参照ください。

Video: Removing and Installing a CPU and Heat Sink on an Intel Xeon Processor E5-2600 Series

http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/hw/e5-2600/Build_EP.html

 

 

[作業手順]

- お客様作業 (FE 作業前)

1. Server Node 上に搭載されている OS をシャットダウンして電源をoffにし、電源ケーブルを抜きます。

    抜いた電源ケーブルは、元に戻せるよう予めラベリングをしてください。

 

- FE 作業

1. 機器の電源が off であることを確認し、シャーシ後方から Server Node の両側にあるレバーを掴み、左右に力を入れ、Server Node をシャーシから押し出します。

 

 

2. 押し出された Server Node を水平方向にシャーシから引き出します。

 

3. 天板にあるラッチを水平方向から垂直方向に持ち上げ、反時計回りに回してから、天板をレバーのある側にスライドさせます。交換するCPUの位置を確認します。

 

 

4. プラスドライバーを使用し、交換するCPUに載っているHeatsikの四隅のネジを緩め、垂直に持ち上げて外します。Heatsinkを傷つけないよう、4本のネジを対角線上に徐々に緩めていってください。

 

5. 下図、1番>2番の順に2本のラッチを外し、3番のCPUカバーを開きます。

 

6. CPUをソケットから外します。

  a. Pick-n-Place ツールをCPUの上にセットします。この時、三角のレジストレーションマークの向きをCPUソケットと合わせるようにセットします。

  b. 上からボタンを押し、CPUを掴みます。

  c. ツールごとCPUを真上に引き上げ、CPUソケットから外します。

  d. 再度、ボタンを押し、帯電防止シート上にツールから外したCPUを置きます。

 

 

7. CPU, Heatsinkから付着した古いグリースを除去します。

  a. CPUとHeatsinkが同時に交換した場合、クリーニングキットは必要ありません。

  b. CPUのみ交換した場合、Heatsinkを再利用するため、クリーニングキットを使用してHeatsinkに付着したグリースを除去してください。

  c. Heatsinkのみ交換した場合、CPUをツールから一旦外し、クリーニングキットを使用して付着したグリースを除去してください。

 

    <注意>

    交換用ブレードに装着する際、CPUのピンにグリースが付着していないことを確認して下さい。

    ピンにグリースが付着していると、CPUが認識されず、サーバが起動出来ない原因となります。

    詳しい情報は下記弊社資料をご参照ください。

 

    - UCS CPU サーマルグリースの除去と塗布

    https://supportforums.cisco.com/ja/document/12327486

 

  

<新しいCPUの取り付け>

交換前に、以下の記事のように、CPUに刻印されているCPU型番を確認し、交換前のものと同じであることを目視確認してください。

   https://supportforums.cisco.com/ja/document/110446

 

1. 新CPUをツールに搭載します。

  a. 新しいCPUをCPU pedestal (台座)に載せ、三角のレジストレーションマークを、ボタン、台座を合わせるようにツール本体を載せます。

  b. ボタンを押し、ロックを開きます。

  c. ツールを台座の上からCPUを挟むように、三角マークを合わせて載せて載せます。

  d. ツールのトップボタンを押し、CPUをしっかり掴みます。

  e. ツールを持ち、台からCPUを垂直に持ち上げます。

 

 

 

2. CPUCPUソケットに搭載します。

  a. 下図のように、ツールの三角マークの位置をソケットと合わせ、CPUをソケットに搭載します。

  b. トップボタンを押し、CPUをソケットに搭載します。

  c. CPUカバー、ラッチを締めます。

3. Heatsinkを搭載します。

  a. CPUにグリースを塗布し、その上からHeatsinkを搭載します。

      詳細は以下の記事を参照してください。

 

      - UCS CPU サーマルグリースの除去と塗布

      https://supportforums.cisco.com/ja/document/12327486

  b. 方向を間違えないようにHeatsinkを搭載し、ネジを対角線上に締めます。

 

4. 天板を閉めた後、Server Node を元のスロットに戻します。

  

<交換後の確認手順>

1. CIMC GUI にアクセスし、交換したCPUが正常に認識されているかを確認します。

 

- お客様作業 (FE 作業後)

1. OSを起動し、動作に問題ないことを確認します。

 

[参考資料]

  - Cisco UCS C3160 Server Installation and Service Guide

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C3160/install/C3160.html

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