[作業手順]
- お客様作業 (FE 作業前)
1. Service Request をオープンする際、technical-support-dataの取得と共に、どのPSUにて障害が発生しているかをサーバ背面の⑱ "Power supply status LED"を確認し、シスコTACへ連絡してください
⑱ PSUステータス
- 消灯—電源装置に AC 電力が供給されていません。
- 緑色点灯—PSUが正常動作しており、AC 電力供給も、DC 出力も 問題ありません
- 緑色点滅—AC 電力の供給は OK、DC 出力は使用不可。スリープモード
- オレンジ点滅—イベント警告しきい値に達しましたが、電源装置は動作し続けています。
- オレンジ点灯—重大障害しきい値に達し、電源装置がシャットダウンしています。
<注意>UCS C3000シリーズは、PSU 2台、4台の2通りの構成があります。PSU 4台構成の場合、ホットスワップ交換が可能なためにシステムの停止は必要ありませんが、PSU 2台の構成の場合、システムを停止してオフライン交換が必要なため、交換作業前にOS のシャットダウンを実施してください。
- FE 作業
1. 交換対象のPSUから電源ケーブルを外します。交換後に間違いなく戻せる様、ケーブルにラベリングをします。
2. 黄緑色のリリースレバーを右手方向に押しながら黒のハンドルを持って手前に引き、PSUを引き出します。
3. ハンドルを持ちながら、電源スロットに新しいPSUをリリースバーがロックするまで挿入します。
4. 電源ケーブルを新しいPSUに接続します。
5-1. PSU 4台構成の場合(ホットスワップで交換した場合)
Power Supply Status LED を目視確認し、正常を示すGreenとなったことを確認します。
5-2. PSU 2台構成の場合(システムをパワーオフとしている場合)
サーバ前面のSystem Power ボタンを4秒以上押し続けてシステムの電源をオンにし、 Power Supply Status LED を目視確認し、正常を示すGreenとなったことを確認します。
6. CIMC の画面にて、PSUの認識やステータス、出力に異常が無いことを確認します。
- お客様作業 (FE 作業後)
1. PSU 2台構成でOSをシャットダウンした場合、OSが正常に起動することを確認します。
[参考資料]
- Cisco UCS C3160 Server Installation and Service Guide
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C3160/install/C3160/replace.html