<注意> TPMは付け替えて再利用できないため、取り外しの手順はありません。
返却時は、Server Node に付けたまま返却してください。
[作業手順]
- お客様作業 (FE 作業前)
1. Server Node 上に搭載されている OS をシャットダウンして電源をoffにし、電源ケーブルを抜きます。
抜いた電源ケーブルは、元に戻せるよう予めラベリングをしてください。
- FE 作業
1. 機器の電源が off であることを確認し、シャーシ後方から Server Node の両側にあるレバーを掴み、左右に力を入れ、Server Node をシャーシから押し出します。
2. 押し出された Server Node を水平方向にシャーシから引き出します。
3. 天板にあるラッチを水平方向から垂直方向に持ち上げ、反時計回りに回してから、天板をレバーのある側にスライドさせます。TPMスロットの位置を確認します。
4. TPMをソケットに押し込み、single one-way screw(締める右回りにしか回ないネジ) でマザーボードに固定します。
5. 天板を閉めた後、Server Node を元のスロットに戻します。
6. 電源をonにし、CIMCから
Server -> Inventory -> TPM
で表示される項目を確認し、TPMが正常に認識されていることを確認します。
7. BIOS上でTPM Support をEnableにします。
Enableにする手順については、以下の記事をご参照ください。
- UCS Cシリーズ - TPMの設定方法
https://supportforums.cisco.com/ja/document/12110086
- お客様作業 (FE 作業後)
1. OSを起動し、動作に問題ないことを確認します。
[参考資料]
- Cisco UCS C3160 Server Installation and Service Guide
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C3160/install/C3160/replace.html