お客様のUCSで障害が発生し、Cisco TACにSRをオープンいただく際、以下の情報を
予めご準備いただけますと、SR対応がスムーズに行えますため、ご協力をお願いいたします。
◆障害状況の把握◆
1. どのような事象が発生しているか。(エラーメッセージ、事象発生箇所、確認された状況)
2. いつ発生したか
・日時
・発生は一回か、複数回か
・対象システムの時刻と実際の時刻に差異はあるか、NTPで同期しているか
※ログ調査にあたり、重要なポイントです。実際の時間と機器の時間に差異が
ある場合はその違いをご連絡ください。
3. 現在も事象は発生しているか、収束しているか
収束している場合、なにをきっかけとして収束したか
4. 発生当時/現在の業務影響の有無(有りの場合、どのような影響がでているかを具体的に)
5. 事象発生前後での変化点の有無(構成変更、Upgrade等)
6. 事象発生以降何らかのアクションや切り分けを実施した場合、その内容と結果
◆ログ/情報収集◆
※必須※ テクニカルサポートデータ
UCSのテクニカルサポートデータは、UCSの事象把握のため有益な情報を保持している
ため、トラブルシュートにおいて非常に重要なログです。
取得方法は、お問い合わせの対象機種により異なります。
対象機器のサポートログを、事象発生から出来るだけ早いタイミングで取得してください。
UCS Manager technical support data(UCS Managerと対象Chassisのもの)
https://supportforums.cisco.com/ja/document/65196
CIMC technical support data (対象サーバーのもの)
https://supportforums.cisco.com/ja/document/95446
また、発生事象によって、Nexus、MDS等の関連のある上位スイッチのログや
ネットワーク構成図、関連するOSのログを依頼させていただく場合もあります。
その際はご協力お願いいたします。
UCS構成内で完結する事象出ない場合には、事象に関連する機器を含む構成図を
必要とする場合があります。
◆その他◆
TACでは、事象内容によりWebExを使用したトラブルシューティングを依頼する
場合があります。お客様環境へのWebExによる遠隔サポートの可否も、
可能であれば事前にご確認ください。
参考:UCS : WebEx Meetingを使用したTACサポート 手順
https://supportforums.cisco.com/ja/document/143416