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CscTsWebDocs
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2013年04月10日(初版)

TAC SR Collection
主な問題 ACE で L7 通信を行うと、遅延が発生する
原因

コネクション確立後、ACE はサーバから複数パケットを受信した場合、最初のパケットをクライアントへ転送し、クライアントからの応答を待ちます。 クライアントが delayed ack 機能により、後続パケットを待つ実装になっている場合、(ACE, クライアント双方が待つ状態になるため) delayed ack がタイムアウトするまでの時間、遅延が発生します。

この動作は ACE の実装上期待通りの動作となります。

解決策

この事象は set tcp wan-optimization rtt の値をチューニングすることで回避可能です。 set tcp wan-optimization rtt については Configuring TCP/IP Normalization and IP Reassembly Parameters をご参照ください。


また、persistence rebalance 環境では、proxy/unproxy が大量に発生し、パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。 proxy/unproxy に起因した遅延に関しては、set tcp wan-optimization rtt 0 を設定することで回避可能です。 詳細は Cisco Application Control Engine (ACE) Troubleshooting Guide -- Troubleshooting Performance Issues をご参照ください。

備考

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