2021年1月21日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Spine スイッチで稼働している 2GB DRAM 搭載の ラインカード及びファブリックモジュールが突然クラッシュし再起動します。 ※ 2GB DRAM 搭載ラインカード、ファブリックモジュール例 - N9K-X9736PQ - N9K-C9508-FM
Version 13.0 (1k) では、Core ファイルの生成がなく、下記出力が一例として確認されることがあります。
`show module internal event-history module 5`
25) FSM:<ID(1282): Slot 5, node 0x0502> Transition at 970151 usecs after Tue Sep 15 07:58:57 2020
Previous state: [LCM_LC_ST_ONLINE]
Triggered event: [LCM_EV_LCP_RUNTIME_DIAG_FAILURE] <<<
Next state: [LCM_LC_ST_CHECK_REMOVAL_SEQUENCE]
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原因 |
この問題は CSCvv99166 として報告されている不具合が原因の可能性があります。 mvdxn プロセスのメモリーリークにより、ラインカードまたはファブリックモジュールの再起動を引き起こします。2BG 搭載ラインカードまたはファブリックモジュールでは、起動後およそ600日以上を経過すると再起動に至るケースが多く、通常運用においては、すぐに事象が発生するものではございません。
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解決策 |
本不具合を回避するため CSCvv99166 が修正されたソフトウェアをご利用ください。
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備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。