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CscTsWebDocs
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2008年01月25日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

宛先の MAC アドレスが変化したにもかかわらず、古い MAC アドレスを使用してパケットを転送します

解決策


CSM の フロー情報には宛先 MAC アドレスの情報が含まれます。
CSM に既存の フロー情報がある場合に何らかの理由にて CSM が保持する ARP エントリーに更新が必要となった場合には、次のような現象が発生しますので注意が必要です。

既存のフローがある場合に、clear mod csm [slot#] arp コマンドや通信先のダウンによって当該 フローの ゲートウェイや相手の MAC アドレスが CSM の ARP エントリーから消去される等して CSM が ARP リクエストを送信した場合、CSM は通信先の MAC アドレスの再学習・再認識のための ARP 応答を期待します。
この ARP が解決されるまでは CSM は既存のフローについてはフロー情報にある宛先 MAC アドレスを用いて通信を試みます。
CSM が送信した ARP 要求に対して応答があった場合、CSM は既存のフロー情報の宛先 MAC アドレス情報を先ほどの ARP 応答にて得られた MAC アドレスとし、通信を継続します。

また、CSCed82590の修正により4.1(5)/4.2(2)以降の CSM イメージをご使用頂いております場合には上記 ARP 応答が CSM にて定義しているゲートウェイアドレスのものであった場合でかつリアルサーバとして登録されていない場合には CSM 上のフロー情報は消去されます。

この実装により、CSM が ARP を再学習した後に既存のフローの一部で通信が不通になる現象が発生します。通信が不通になったフローについては残念ながら clear mod csm [slot#] conns [vserver] にてフロー情報を削除するか、CSM の vserver にて設定された無通信タイマーが経過し、CSM が当該フロー情報を削除するまでの間継続します。

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