2015-11-20 01:10 PM
2015年11月20日(初版)
TAC SR Collection
主な問題
CIMCのBIOS設定において、OS Watchdog Timer をEnabledにすると、OS起動後、予期せぬサーバのPower Down が発生する。
原因
これは、OS側でCIMC上のWatchdog Timer をリセットする機能を持っていない場合、期待される動きとなります。
CIMC GUIの画面において、
Server=>BIOS=>Configure BIOS=>Server Managementから OS Watchdog Timer をEnabledに設定すると、起動してから OS Watchdog Timer Timeout で設定された時間(デフォルト値は10 min)が経過すると、その間、OS側でWatchdog Timer をリセットしないためにCIMCはOSが無応答であると判断し、OS Watchdog Timer Policy で設定した動作(デフォルトはPower Down)を実施します。
各パラメータについては、以下のリンクをご参照ください。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/UCS/UCSC-IntegratedMGMTCntrller/UCSC-IntegratedMGMTCntrll/CG/007/b_Cisco_UCS_C-series_CLI_Configuration_Guide_151_appendix_010000.html?bid=0900e4b18324fe66#reference_7D32F60AA5A2436AA46D3B04C84009B0
解決策
OS Watchdog Timer を使用しない場合、デフォルトのDisabledからEnabledに変更しないでください。
使用する場合は、OS側でWatchdog Timer をリセット出来るような設定をしてください。
(例: LinuxにOpenIPMIをインストールし、IPMI Watchdog を設定)
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