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SD-WAN: vEdge CLI 便利なコマンドの紹介

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はじめに

vEdge に実装されている便利なコマンドを幾つか紹介します。

 

show コマンドを繰り返し発行する (repeat オプション)

repeat オプションを使うと show コマンドを指定したインターバルで発行させることができます。
カウンターの変化を観察しながら何らかのオペレーションを行いたい場合に便利です。 

次の例ではコントロールコネクション関連のカウンタを 1秒毎に表示しています。
(コマンドの結果行が長くなる場合は、paginate false でページ送りを無効にする必要があるかもしれません)

vedge# paginate false
vedge# show control statistics | repeat 1
Tx Statistics:
--------------
packets 452233
octets 47707988
error 0
blocked 0
hello 367309

( snip )

Rx Statistics:
--------------
packets 443394
octets 57193909

 

カウンター値の差分を表示する (diff オプション)

show コマンドのなかには、前回の show コマンド実行時からの差分のみを表示する diff オプションに対応しているものがあります。

show system statistics diff

show system statistics は vEdge がもつ様々なカウンターを表示するコマンドです。
暗黙の ACL でドロップされたパケット数( rx_implicit_acl_drops )の変化を確認したいとき等、トラブルシューティングのときに役立つコマンドですが、結果に 200 以上のカウンタが含まれるため、そのままでは扱い難いことがあると思います。

以下のように diff オプションを指定すると変化のあったカウンタのみ表示させることができます。

vedge# show system statistics diff

                                 rx_pkts  :	7727
                                  ip_fwd  :	5324
                        ip_fwd_to_egress  :	3610
                           ip_fwd_to_cpu  :	820
                         ip_fwd_rx_ipsec  :	989
                      nat_xlate_outbound  :	5464
                       nat_xlate_inbound  :	2594
( snip )

 

show interface detail statistics diff

show interface detail statistics は vEdge のインタフェースのカウンターを表示するためのコマンドです。
以下のように diff オプションを指定すると変化のあったカウンタのみ表示させることができます。

vedge# show interface detail statistics diff
VPN 0 Interface ge0/2:
VPN 0 Interface ge0/3:
VPN 0 Interface ge0/4:
VPN 0 Interface ge0/5:
VPN 0 Interface ge0/6:
VPN 0 Interface ge0/7:
VPN 10 Interface ge0/1:
    GMX Stats:
                         rx_pkts:               24
                       rx_octets:             3613
                         tx_pkts:               19
                       tx_octets:             1630
              tx_pkt_size_65_127:               19
( snip )

 

リアルタイムにログを表示する

monitor start コマンドを使うとログファイルへ出力されるメッセージを vEdge の CLI に表示させることができます。
monitor stop コマンドで表示をとめることができます。

次の例では /var/log/tmplog/vdebug に出力されるメッセージを表示しています。

vedge# monitor start /var/log/tmplog/vdebug
vedge# clear omp all
log:local7.debug: Oct 12 18:41:11 vedge-1 OMPD[1199]: omp_check_new_oper_state[1206]: OMP admin state not up
log:local7.debug: Oct 12 18:41:11 vedge-1 ZEBRA.10[3059]: pb_read: closing pb client fd 26, error: Resource temporarily unavailable, bytes read: 0
log:local7.notice: Oct 12 18:41:11 vedge-1 ZEBRA.10[3059]: client 26 disconnected. 0 omp routes removed from the rib
log:local7.err: Oct 12 18:41:11 vedge-1 OMPD[1199]: %Viptela-vedge-1-OMPD-3-ERRO-400003: Operational state changed to DOWN
log:local7.debug: Oct 12 18:41:11 vedge-1 OMPD[1199]: omp_listener_init[2136]: Not opening listener on vEdge/vHub
log:local7.notice: Oct 12 18:41:11 vedge-1 OMPD[1199]: %Viptela-vedge-1-OMPD-5-NTCE-400003: Operational state changed to UP
( snip )

 

Cisco IOS のコマンドとの比較

vEdge CLI の paginate false は Cisco IOS の CLI における terminal length 0 と同等の動作をするコマンドです。
この他にも vEdge には Cisco IOS と同等の機能で異なる構文のコマンドがあります。

vEdge IOS Description
timestamp enable exec prompt timestamp コマンド実行時にタイムスタンプを表示する。
idle-timeout 0 exec-timeout 0 0 暫くアイドル状態が続いてもログアウトしないようにする。
paginate false terminal length 0 コマンド結果のページ送りを無効にする。
show running-config | detail show running-config all 非表示のコンフィグを含めて表示する。
show running-config | linnum show running-config linenum 行番号付きでコンフィグを表示する。
request admin-tech show tech-support テクニカルサポート用のログを取得する。※vEdge はログインユーザのホームディレクトリに圧縮されたログファイル一式を作成するため、別途ファイルを取得する必要がある。
 show interface | tab show ip interface brief

インタフェースの状態をテーブル形式で表示する。同様の指定方法でテーブル形式の表示が可能なコマンドは多数ある。

request download ...  copy tftp flash

サーバーからOSファイル等をダウンロードする。サーバーへアップロードする場合は、request upload コマンドを使う。