2016年1月22日(初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Autonomous image を使用している SAP2602 において、本来サポートしない TX power level が設定できてしまう。
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原因 |
ソフトウェア不具合: CSCuw43363 SAP2602 still considered as AP3602 after CSCum97152 fix
Radio interface によってサポートする TX power level が違います。 事象が発生している場合、show controller で下記のような出力となります。
d0 radio(本来 1 はサポートされない)
Allowed Power Levels: 16 13 10 7 4 1 dBm
d1 radio(本来 4 はサポートされない)
Allowed Power Levels: 16 13 10 7 4 dBm
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解決策
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CLI 上ではサポートされない TX power level を設定することができてしまいますが、実際に設定は反映されず、直前まで設定されていた TX power level が引き続き使用されます。サポートされない TX power level は設定なさらないようにお願いします。
例: d0 radio interface で TX power level を 16 から 1 に変更しても、実際には引き続き 16 となる。
CSCuw43363 の修正バージョンにバージョンアップすることにより、この問題は発生しなくなります。
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[該当ハードウェア]
SAP2602
[該当ソフトウェア]
Autonomous AP OS: 15.3(3)JBB6 以前のバージョン