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この文章では、ボイスゲートウェイを NTT INS 1500 (PRI) に接続する設定例を紹介します。
 
 
 
PRIとは、ISDN回線におけるインターフェース規格で、1.544Mbpsの通信速度で通信を行う規格のことです。
 
 
 
/* カードの種類を定義します。*/
(config)#card type t1 0 0
 
 
/*ISDN Switch-typeを定義します。*/
(config)#isdn switch-type primary-ntt
 
 
/*TDM backplaneに同期させるように下記のコマンドを設定します。*/
(config)#network-clock-participate wic 0
 
 
/*NTT をクロックソースとして、NTTからクロックを受信する場合には、この設定を追加します。クロックの設定を正しく行わない場合は音声品質や FAX 通信などに影響があります*/
(config)#network-clock-select 1 t1 0/0/0
 
 
/*T1コントローラーをPRIようにを設定します。*/
(config)#controller T1 0/0/0
(config-controller)#framing esf
(config-controller)#linecode b8zs
(config-controller)#pri-group timeslots 1-24 <<- MGCPの場合は、 “service MGCP”を追加します。
 
 
 
/*ここまで設定しますと、T1 コントローラー インターフェースがアップされた事と、新しいSerial インターフェースが作成される事がコンソールメッセージとして表示されます。*/
 
 
/* 下記のコマンドにより、着信側ゲートウェイはNTTのからのSETUPメッセージを受信した後、PROGRESSメッセージの代わりにALERTメッセー ジを送出します。このコマンドで、発信側PSTNユーザでリングバックトーンが聞こえるようになります。また、NTTがユーザから網方向への Progressメッセージをサポートしていないため、T310タイマー(10秒)でコールが切断されないためにも設定が必要です。*/
(config)#voice call send-alert
 
 

/*下記のコマンドにより、双方向音声の早期カットスルー(Connect メッセージを受信する前に)を実現させます。また、このコマンドが設定されない場合、Connect メッセージが返送されないNTT番号案内等のサービスで片通話が発生します。*/

(config)#voice rtp send-recv
 
 
/*下記を設定することで SETUPを送信する際、デフォルトチャネルをExclusiveではなく、 Preferredに設定されます。それにより、NTTとの間で使用するBチャネルのネゴシエーションが可能になります。*/
(config)#interface 0/0/0:23
(config-if)#isdn negotiate-bchan
 
 
/*発番号、着番号の情報要素をNTT仕様の表現にするために下記のコマンドを使用してください。 (CUCM等で設定される場合は必要ありません。) */
(config)#interface serial 0/0/0:23
(config-if)#isdn map address .* plan unknown type unknown
 
 
/*IOS側で発信者番号を設定する場合は下記のコマンドを使用してください。尚、詳細は※  (CUCM等で設定される場合は必要ありません。)*/
(config)#interface serial 0/0/0:23
(config-if)#isdn calling-number xxxxxxxx
 
 
上記と合わせて、利用するVOIPプロトコル (SIP, H.323, MGCP など) の設定や、 dial-peerの設定を行ってください。
 
 
 
 
詳細について、下記のドキュメントを参考にしてください。
 
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