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Yusuke Yoshinaga
Cisco Employee
Cisco Employee

Cisco TelePresence Management Suite(TMS)のWebUIのAdministrative Tools > TMS Server Maintenance(管理ツール > TMSサーバメンテナンス)ページの「Database Server Disk Space(データベースサーバのディスク容量)」に下記エラーメッセージが表示されることがあります。

(英語表示の例)

An error has occurred while getting disk space information from the database. This may be caused by the fact that under SQL Server default settings, OLE Automation procedures are not enabled. Please refer to help for information on how to enable this option.

(日本語表示の例)

データベースからディスクの空き容量情報の取得中にエラーが発生しました。このエラーは、SQLサーバのデフォルト設定による可能性があります。OLE自動化プロシージャが無効です。ヘルプを参照して、このオプションを有効にする方法を確認してください。

これは、TMSが使用するSQL ServerのデータベースでOLE Automation Proceduresがデフォルト設定で無効となっているためです。データベースサーバのディスク容量を表示するためには、同オプションを有効とする必要があります。

TMS Admin Guide 15.4の269ページ「Viewing Free Disk Space」にも記載しています。

TMS Admin Guide 15.4

http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/telepresence/infrastructure/tms/admin_guide/Cisco-TMS-Admin-Guide-15-4.pdf

Admin Guideに記載の下記SQL文を実行することで有効となります。

sp_configure 'show advanced options', 1;
GO
RECONFIGURE;
sp_configure 'Ole Automation Procedures', 1;
GO
RECONFIGURE;
GO

SQL Server Management Studioで実行した場合の例を示します。

「オブジェクト エクスプローラー」の「tmsng」を右クリックし、「新しいクエリ」を選択して表示される枠に上記のSQL文を入力し、「実行」をクリックすると実行されます。

実行後には以下のようにSQL Serverのディスク容量が表示されるようになります。

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