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didi2
Cisco Employee
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本ドキュメントではHUUを用いて Cisco IMC (CIMC) ファームウェア 3.X  から 4.X へのアップグレード方法をご紹介しています。

 

Cisco IMC (CIMC) ファームウェア 2.Xから3.Xへアップグレードする場合は下記のドキュメントをご参照ください。

 

UCS C-Series HUU によるアップグレード方法 (CIMC version 3.0.x)

https://supportforums.cisco.com/t5/-/-/ta-p/3165568

 

【前提条件】

各機種におけるCIMC 4.X へアップグレード可能なバージョン情報について、
下記のドキュメントをご参照ください。

Upgrade Paths to Release 4.0
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/release/notes/b_UCS_C-Series_RN_4_0_1.html#id_83496
 

【準備】

 

アップグレードを行う前にダウンロードサイトよりHUUをダウンロードしておきます。

https://software.cisco.com/download/navigator.html?mdfid=282724491&i=rm

 

【CIMC KVM コンソールを用いたファームウェアアップグレード方法】

 

1.CIMCからKVMを起動

 

1-1) ISOイメージをローカルディレクトリーに保存します。

 

1-2) ブラウザを使用して、アップグレードするサーバ上の CIMC GUI ソフトウェアに接続します。

 

1-3) 念のため、アップグレードする前のバージョンをメモします。

左上のトグルナビゲーション ボタンをクリックし、[管理者] - [ファームウェア管理]の順番でクリックします。

FW前.png

 

1-4) 画面右上の [KVMの起動] をクリックして、KVM コンソールを起動します。

      ※JavaベースとHTMLベース両方サポート可能です。

KVM.png

1-5) KVM コンソールの [仮想メディア] タブをクリックし、[Activate Virtual Devices] をクリックします。

Untitled picture.png

 

1-6) 再度 [仮想メディア] タブをクリックし、[マップ CD/DVD]を選択します。

2.png

 

1-7) 参照をクリックし、ローカルディスクに保存済みの HUU の iso ファイルを選択し、[トライブのマッピング]をクリックします。

3.png

 

1-8)  [仮想メディア] タブをクリックし、 該当のHUU の iso ファイルがマッピングされていることを確認します。

1.png

 

 

2.HUUの起動

 

2-1) サーバーを再起動し、KVMコンソール上でブート中に F6 (Boot Menu) を押し、boot menu を表示します。

4.png

 

2-2) ブートメニューから iso イメージがマウントされている Cisco vKVM-Mapped vDVD を選択します。

 76552.png

 

2-3) HUU が起動します。

HUU 起動時に、ファームウェアの展開及びサーバーに搭載されているコンポーネントのチェックを行うため、HUU が起動するまで暫く時間がかかります。

666.png

 

2-4) HUU をブートすると、Cisco End User License Agreement(EULA)が表示されるので[I AGREE] をクリックしてライセンス契約書に同意します。

777.png

 

 3. ファームウェアのアップグレード

 

3-1) サーバー全体のファームウェアを更新する際には、必ず Update All を選択し、搭載されている全てのコンポーネントのファームウェアを更新します。

個別にファームウェアをアップグレードすると(例:BIOSのみアップグレードする)、サーバーが起動しなくなる可能性があるためご注意下さい。

888.png

 

 3-2) サーバーの部品を交換した直後については、必要なコンポーネントのみ選択しチェックを入れて個別にファームウェアをアップグレードしてください。

(例:VIC カードの交換を実施した場合には、 VIC カードのみチェックをつけてファームウェアのアップグレードを行います)。

999.png

 

3-3) ファームウェアアップグレード中は CIMC 及びサーバー本体の再起動が発生します。これに伴い、以下の事象が発生しますが、これは期待通りの動作となります。

- KVM コンソールが切断されます。

- CIMC がダウンし、再度Web画面にログインする必要があります。

 

3-4) アップグレードが開始されるとステータスが[Update Status]カラムに表示されます。

10.png

 

各ステータスの意味は以下となります。

- SCHEDULED

アップグレードがスケジュールされている状態です。

- IN PROGRESS

現在アップグレードを実施中です。

- PASS

アップグレードが完了しています。

- SKIPPED

アップグレード対象ではないためアップグレードが実施されませんでした。

Current Version と Update Version が同じ場合にこのステータスになります。

 

3-5) ファームウェアのアップグレード中は[Execution Logs]セクションに、関連する一連のアクティビティとステータスの詳細なログが表示されます。

 もしUpdate Status が全て PASS もしくは SKIPPED になっている場合には、Exitを実行してCIMC の activate を実行します。

11.png

 

4. アップグレード後の確認作業

 

CIMC再ログイン後、[ファームウェア管理] から CIMC 及び BIOS のRunning Version がアップグレード先のバージョンと一致する事を確認してください。

左上のトグルナビゲーション ボタンをクリックし、[管理者] - [ファームウェア管理]の順番でクリックします。

123.png

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e32903001
Level 1
Level 1

3-2)手順について、RMA部品が現在より新しいバージョンだった場合、ダウングレードを行う際は追加の手順が必要となります

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/sw/lomug/4_0/b_huu_4_0_2/b_huu_4_0_2_chapter_011.html

上記URL"Updating the Firmware of Specific Components"記載のDisable enable-security-version-checkを更新前に実施します

CIMC CLI/GUI/APIいずれかの方法でDisabledに設定、更新後の再起動でenable-security-version-checkは自動的にEnabledとなります

Note欄記載の通り推奨はUpdate Allによる更新手順を利用することのようです

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