はじめに
Webex Meetings で会議を開催している際、普段よりもビデオや音声の品質が悪く感じることがあります。そのような品質トラブルを早急に解決するため、以下の方法で対処をお願いします。
問題の切り分け
「問題の切り分けと解決方法」に記載されているチェック項目から、問題発生箇所を特定してください。
PCや社内ネットワークなど、お客様サイトにおける問題であれば、お客様内の担当部門にお問い合わせください。
Webex クラウド側の問題だと疑われる場合、次に進んで必要情報をご取得の上、テクニカルサポートへお問い合わせください。
テクニカルサポートへの問い合わせ
お客様先で発生しているトラブルを解決するためには、お客様先で必要な情報とログを取得していただく必要があります。
お問い合わせいただく前に、テクニカルサポートで問題解決と原因調査を行う際に必要な情報を揃えていただくと対応がスムーズです。
必要な情報
- 遭遇している事象の詳細(エラー画面のキャプチャ)：
- Webex サイト URL：
- 事象発生日時：
- ミーティング番号(会議中発生したトラブルの場合は必須)：
- 会議端末のSIP URI(会議端末でのトラブルの場合は必須)：
- 会議端末で取得したログID(会議端末でのトラブルの場合は必須)：
必要なログ
▶ 再現試験が可能な場合
WBX Tracer | 事象再現時にログを取得する (WBX Tracer でのログ取得)
パケットキャプチャ | Wireshark を使ってパケットキャプチャを取得する方法
Network Trace Logger | ネットワークトレースロガー
▶ 事象発生中で、再現が難しい場合
WBX Tracer | ミーティング中にログを取得する (エラーレポートの送信)
Network Trace Logger | ネットワークトレースロガー
▶ WebページやWebアプリで問題が発生した場合
事象を再現しつつ、以下2つのログを取得してください。
ネットワークログ | Web ページのネットワークログを取得 (Webブラウザ開発者ツールを使用) する方法
パケットキャプチャ | Wireshark を使ってパケットキャプチャを取得する方法
Network Trace Logger | ネットワークトレースロガー
▶ ビデオ会議端末で問題が発生した場合
- クラウド登録でご利用中の場合
使用中や直後に、ログを取得して「必要な情報」と合わせてログIDをテクニカルサポートまでお知らせください。
※拡張ロギングを有効にしてから再現試験を行っていただくことを強く推奨します
デバイスのログ | Webex Room Device のトラブルシューティング時に必要なログ、情報
- オンプレミス環境でご利用中の場合
VCS/Expressway-CとEのログ | VCS / Expressway のログ取得方法 (X8.1.x 以降)
デバイスのログ | TelePresence CE ソフトウェア: ログバンドル (log bundle) の取得方法
CUCM(使っていれば) | CUCMのトレースログを収集する方法
問い合わせ先
Cisco クラウドコラボレーション製品の技術的な問合せ窓口
