キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
4405
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
Tohru Ohzono
Cisco Employee
Cisco Employee

DevNetでは、シスコが提供するAPIなどの実験環境のSandboxを提供しています。
あのAPIがどんな感じか見てみたいけど、手元に環境はないというときは、
Sandboxを活用して試してみることができる場合があります。
(Sandboxが提供されているテクノロジーや、Sandboxで提供している機能の範囲内に限られます。)

 

今回は、個別のテクノロジーのSandboxの使い方には踏み込まず、全体の概要の記事になります。
DNA CenterのSandboxなど個別テクノロジーのSandboxの記事に関しては、今後、別途作成予定です。

 

Sandboxの一覧を見たり、予約したりするには、無償のDevNetアカウントが必要です。
お持ちでない方は、こちらをクリックすると参考記事が開きます。

 

■ 目次

 

1. DevNet Sandboxの場所

ポータルは、こちらにあります。
https://developer.cisco.com/site/sandbox/

 

DevNet SandboxポータルDevNet Sandboxポータル

 

DevNet Sandboxの一覧ページのリンクは、こちらからも行けます。

https://devnetsandbox.cisco.com/

 

2. 予約なしで使えるSandboxと、予約が必要なSandbox

予約なしで使えるSandboxは、『ALWAYS-ON SANDBOX』や『ALWAYS-ON LAB』、
予約が必要なSandboxは、『RESERVATION SANDBOX』や『RESERVATION LAB』と呼ばれます。

 

Sandboxの一覧画面での表示例は以下のようになります。

 

ALWAYS-ONとRESERVATION SANDBOXALWAYS-ONとRESERVATION SANDBOX

2.1. ALWAYS-ON SANDBOX

メンテナンス期間中など以外は、誰でも利用可能なSandbox環境です。
インターネット接続があれば、利用できます。
世界中で共有しているSandbox環境なので、基本的には読み込みアクセスのみ(Read-only)になります。
APIの利用も読み込みアクセスのみで、変更が行われるような操作はできません。

 

Sandboxの一覧画面などから、利用したいALWAYS-ON SANDBOXをクリックすると、
接続方法や構成などが分かります。

 

個別Sandboxの詳細、操作画面個別Sandboxの詳細、操作画面

2.2. RESERVATION SANDBOX

事前に予約して利用する必要があります。
予約して最大7日間占有できる環境(最大期間は各Sandboxごとに異なる)なので、該当のSandboxで提供されている機能の範囲で、
APIを使った変更を伴う操作もできます。

 

他の人が予約していてリソースに空きがない場合は、すぐには利用できず、
空きがある時間に変更するか、提案された時間で予約する必要があります。

2.2.1 予約前にタイムゾーンを設定しておくのがお勧め

初期状態では、世界標準時(UTC/GMT)になっているので、
ご自身のタイムゾーンに変更しておくと予約の時わかりやすいです。
1度設定しておくと、タイムゾーン設定は保存されます。

 

Sandboxの一覧画面などの右上に表示される自分のユーザIDを選択すると該当のメニュが表示されます。

 

タイムゾーンの設定タイムゾーンの設定

2.2.2. 予約方法の概説

Sandboxの一覧画面で使いたいSandboxの [RESERVE] ボタンを押すと予約ウィンドウが表示されます。
また、該当Sandboxの詳細画面に入って構成や概要を確認してから、画面右上の[RESERVE] ボタンから予約することもできます。

 

デフォルトでは、「今から6時間」や「今から8時間」などの予約方法になります(時間は各Sandboxによって異なる)。
開始時刻や時間は設定で変更できます。

 

Sandboxの予約画面Sandboxの予約画面

 

必要な変更を行ったら、[Reserve] を押して、予約します。
指定した時間帯にリソースに空きがない場合は、代替のスケジュールが提案されるので、
都合のよい時間帯であれば、提案された時間帯を選択して予約します。
都合のよい時間帯が提案されない場合は、再度、別の時間帯でスケジュールを試みる必要があります。

 

予約した時間帯になると、Sandboxの仮想環境の構成が開始されます。
構成準備中には、「We Are Preparing Your Cisco DevNet Sandbox Lab」という件名のメール、
準備完了時には、「Your Cisco DevNet Sandbox Lab is Ready」という件名のメールが届きます。

 

準備完了時のメールは重要で、本文中に、AnyConnectによるVPNの接続方法が記載されています。
接続先のアドレスやユーザID、パスワードも記載されているので、その情報でVPN接続して、Sandboxを利用する必要があります。
AnyConnectをお持ちでない場合は、ダウンロードリンクもメールに記載されています。

 

Sandbox上のサーバやデバイスなどの接続情報は、各Sandboxの詳細画面から確認できます。
予約したSandboxの詳細画面へのリンクも、準備完了時のメールに記載されています。

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします

Quick Links