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2004
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ISR G2 gatewayとISDN Dチャネル

so-iizuka
Level 1
Level 1

ISDNの回線サービスにISR G2 gatewayを利用して、外線接続を行う際の留意点について、教えてください。

その際、回線サービス側でDチャネルをサポートしていない場合、ISR G2 gatewayとして、何か不都合や機能制限が生じる可能性があるでしょうか?

DチャネルをBチャネルとして共用しなければ、特に問題なさそうですが、仕様上なにかあれば、教えていただけると助かります。

1件の返信1

Hiroshi Ishiyama
Cisco Employee
Cisco Employee

ご質問の内容は、複数のPRI(INSネット1500)回線を契約されており、
1回線目は23B+Dで利用、2回線以降は24Bで利用されたいということで
しょうか?

Ciscoのルータで、複数のPRI回線でDチャンネルを共有するには、
ISDN Non-Facility Associated Signaling (NFAS)の機能を使用
します。T1コントローラの設定で、pri-groupを設定する際の
オプションで設定します。
Japan TACの検証環境では、isdn switch-type primary-nttの場合でも、
NFASのオプションは使用できました。

考えられる制限事項としては、

- VoIPプロトコルの制限
 NFASはルータの機能なので、H.323等では利用できるが、
 MGCPプロトコル(CUCM制御)で利用できない。

- 回線インタフェースの制限
 PRIのみでBRIでは利用できない。

等が考えられます。

ネットワーク設計上は、DチャンネルをBチャンネルとして使用
できるので、回線の利用効率は若干向上すると思われますが、
Dチャンネルがある回線の障害が、他の回線にも影響するので
回線の信頼性は下がると考えられます。

また、Voice GWでのNFAS利用に関するJapan TACへ問い合わせは、
過去に殆どありません。NFAS機能の国内での利用実績は、非常に
少ないと考えられます。NFAS機能を使用される場合、事前に
十分な検証テストを実施されることを推奨いたします。
(大多数のユーザは、23B+Dの回線で代表を組んで使用されている
 と思います。)

尚、本件の質問内容のような、ネットワーク設計、構築時の留意点
に関する質問は、弊社 (Cisco) SE にお問い合わせ頂くのが宜しい
かと思います。経験に基づいた、より適切な回答が得られると思います。

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