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CscTsWebDocs
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2012年10月9日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

Multiple Quota Thresholds を使用して、当該 subscriber が Quota を使い切ってしまった場合(breach 状態)に penalty package へ swtich させる動作が想定どおりに機能しない。

Quota Management に関しては、以下のドキュメントをご参照ください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/cable/serv_exch/serv_control/broadband_app/rel37x/qm_sol/01_overview.html

原因

想定している動きとしては、例えばSCE が同一 domain に 2 台あり、1 台が main の SCE としてtraffic を処理し、他は基本的に障害発生時のために hot standby で traffic がまったく流れないような構成において、main の SCE 上で subscriber が breach となった場合に penalty package へ switch させたいといった動きになります。

p3sm.cfg の中の [Quota Manager] セクションにある、"multiple_sce_support" は、QM が複数の SCE から Quota Status RDR などの制御メッセージを受け取る場合、(例えば push mode 使用時に 同一 domain 内に複数の SCE が存在する場合等)、本 option を true にする必要があります。

しかしながら、push mode を使用している場合には、同一 domain の全ての SCE に対して subscriber 情報を push するという動作になりますので、traffic が流れていない SCE からも Quota Status RDR を定期的に受信するといった動作になるため、"multiple_sce_support" を false にすることはできません。

また、 "multiple_sce_support" を true とすると、同一 domain 内の全ての SCE にて、当該 subscriber が breach とならない限り penalty package への package switch が発生しません。

結果として、push mode を使用しなければいけない場合は、想定している動作を満たす動作にする事が出来ません。

尚、本動作は実装に基づく制限になります。

解決策

pull mode を使用するか、cascade topology を使用し "multiple_sce_support" を false とすることで、想定した動作にする事が可能です。

備考

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