はじめに
Prime Infrastructure 3.5 root shell コマンドの利用方法が変更になりました。本ドキュメントでは root shell コマンド
についてご説明いたします。
PI3.5 を新規にインストールする場合
Prime Infrastructure 3.5 からSetup時に shell コマンドを無効にする設定ができるようになりました。Setup で
以下のように追加されています。Advanced Security Selection で No を選択してしまうと、PI のインストールが
完了後 shell コマンドが無効となります。yes を選択すると、shell コマンドが正常に利用できます。
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* Advanced Security Selection *
********************************************
Do you want to allow access to root shell? (yes/no) :yes
PI3.x からPI3.5 へインラインアップグレードする場合
PI3.x からPI3.5 へインラインアップグレードの際には、最初の shell コマンド実行時にshellコマンドを無効にする
かどうかを聞かれます。Yes を入力すると shell コマンドが無効化されます。No を入力すると shell コマンドが正常
に利用できます。
PI host/admin# shell
For advanced security, it is recommended to disable root shell.
Do you want to disable root shell? (yes/no) [yes] ?
shell コマンドが無効された場合の動作
shell を無効化してインストールしてしまった場合、PI の CLI で shell を入力すると以下のメッセージが表示され、
CLI から shell コマンドが使えなくなります。有効化するには PI の再インストールを行う必要があります。
PI host/admin# shell
Shell will be disabled as it reached timeout. Please install root patch to enable shell.
shell コマンドが無効化された場合、SR のTAC 調査のために一時的に shell コマンドを有効にする方法があります。
こちらについては、SR にてお問い合わせください。
参考情報
Cisco Prime Infrastructure 3.5 Quick Start Guide
