CMS に SSH によるアクセス可能ですが、3分以内に SSH Console にて操作を行わないと SSH セッションが切れてしまい、ターミナルツールのウィンドウが閉じてしまうことがあります。これによって、CMS へ再度 SSH 接続作業が発生し、余計な作業時間が増えてしまいます。
本文章は Teraterm のマクロ機能を利用して、CMS へ定期的に改行信号を送ることによって、SSH セッションを維持する方法を紹介します。
- テキストエディタにて、マクロファイルを作成します。
下記の内容を入力し保存します。ファイルの拡張子は .ttl にします。(例: send_enter.ttl)
;
; send ENTER (\r\n) to CMS to keep ssh session
;
while 1
sendln ''
pause 175
end while
- Teraterm により CMS へ SSH 接続します。
New Connection の Host に CMS のホスト名か IP アドレスを入力します。

認証画面にてユーザ名とパスワードを入力します。

SSH ログイン後、ウィンドウのメニューから、Control > Macro 順で先ほど保存した send_enter.ttl を選択します。

Open Macro 画面からマクロファイルを選択します。

マクロファイルが読み込まれ、175秒毎に改行信号を送ります。

注意点として、マクロを走らせて置くと、SSH Console にてコマンドを入力途中に改行信号が送られてくる可能性がありますので、コマンドを再度入力する必要がございます。この時、キーボード上下ボタンで、途中まで入力していて勝手に改行された書きかけのコマンドを呼び出して、続きを書けます。