下記、5通りの方法でSX20を工場出荷時設定にすることができます。
電源ボタンの操作
WebUIの操作
xAPIコマンドの実行
タッチパネルの操作
設定ファイルの削除
各操作手順を以下に記載します。
SX20の電源がOffの状態で電源ボタン(下図の右下の赤枠部分)を、点滅し始めるまで押し続け(約10秒間)、点滅している状態で4秒以内に電源ボタンを2度押してください(注)。

SX20が工場出荷時設定となり、再起動します。
再起動完了時にディスプレイに下記メッセージが表示されます。
Factory reset
Reset to factory default successful.
注)
電源ボタンを2度押すタイミングによって、電源がOffになる場合や、通常起動する場合がありますので、その場合は、再度最初から手順を実行してください。
SX20のWebUIにログインし、Maintenance > Factory Resetから、Perform a factory resetをクリックします。

確認ダイアログが下図のように表示されますので、Resetをクリックします。

下図のように確認メッセージが表示され、SX20が工場出荷時設定となり、再起動します。

再起動完了時にディスプレイに下記メッセージが表示されます。
Factory reset
Reset to factory default successful.
xcommand systemUnit FactoryReset Comfirm: Yes
上記コマンドを実行すると、SX20が工場出荷時設定となり、再起動します。
再起動完了時にディスプレイに下記メッセージが表示されます。
Factory reset
Reset to factory default successful.
下図の赤枠部分をタッチします。

Administrator Settingsをタッチします。

Resetをタッチし、Factory Resetをタッチします。

工場出荷時設定とするかどうかを確認するダイアログが表示されますので、Do Factory Resetをタッチすると、SX20が工場出荷時設定となり、再起動します。
再起動完了時にディスプレイに下記メッセージが表示されます。
Factory reset
Reset to factory default successful.
- 設定ファイルを削除して工場出荷時設定と同等の状態にする方法
SSH/Telnet/コンソールのいずれかでSX20にrootログインし、下記ファイルを削除することで、現在の設定値が削除されます。
/config/config.db
/config/pb.xml ←ローカル電話帳を設定している場合にこのファイルが存在します。
ファイルの削除を行った後、rebootコマンドを実行するとSX20が工場出荷時設定となり、再起動します。
再起動完了時にディスプレイに工場出荷時設定となったことを示すメッセージは表示されません。
上記いずれの方法でも、SX20に適用されているリリースキーおよびオプションキーには影響しません。
削除の方法は以下のとおりとなります。
SX20にSSH/Telnet/コンソールでルートログインし、 /config/rk を削除
SX20にSSH/Telnet/コンソールでルートログインし、 /config/options を削除