1. はじめに
これまでWebex Callingで利用されてきたCalling専用アプリ (Webex Calling app)について、End of Support / End of Lifeがアナウンスされました。これに伴い、新規及び既存のWebex Calling ユーザはWebex アプリをご利用いただく必要がございます。このドキュメントでは、既存でWebex Calling appをご利用のお客様がWebex アプリへ移行する手順を説明します。
2. End of Supportまでのスケジュール
Webex Calling appのEnd of Supportは、以下の通り段階的に行われます。
詳細は、以下のアナウンスメント及びFAQドキュメントに記載がございますので、併せてご参照ください。
End-of-Sale and End-of-Life Announcement for the BroadSoft UC-One based Webex Calling App
FAQ Document
| EoSまでのマイルストーン |
日時 |
- 新規のWebex Calling のお客様は、Webex Calling appを選択することが不可になり、Webex アプリを利用いただく必要があります。
- 既存のWebex Callingのお客様は影響を受けません
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2022/8/1 (US時間) |
- 全てのWebex Calling のお客様は、Webex Calling appを選択することが不可になり、Webex アプリを利用いただく必要があります。
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2022/10/29 (US時間) |
- Webex Calling appの サポート終了
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同上 |
3. Webex アプリのネットワーク要件
WebexアプリにてWebex Callingを利用する場合は、Calling appで必要であったIPアドレスの他に追加の要件としてドメインの許可が必要です。
Webex Calling サービスの下記ネットワーク要件のドキュメントの中の、[Domains and URLs for Webex Calling Services]に記載されている[All]および[Webex Apps]のドメインについて許可を行ってください。必ず最新の情報を下記ドキュメントにて確認してください。
Port Reference Information for Cisco Webex Calling

お客様のネットワークが、Webプロキシーにてドメインを制御している場合は、Webプロキシー側で許可設定を行ってください。
Meetings/Messagingサービスを利用する場合は、Network Requirements for Webex Servicesに従ってください。
4. 管理者側で必要な移行設定 (Control Hubの設定)
Webex ユーザが何れのアプリケーションを利用してWebex Callingサービスを利用するかは、Control Hubの発信動作の設定により制御されています。発信動作は、組織レベルとユーザレベルでそれぞれ設定することが可能であり、ユーザレベルの設定は組織レベルの設定よりも優先されます。段階的にWebex アプリへ移行される場合はユーザレベルで、一括で移行される場合は組織レベルで発信動作設定を変更する事で可能になります。
4-1. 発信動作の変更
[コーリング] > [クライアントの設定] > [発信動作] > [Webexで発信する(Webex Calling)] へ変更します。

[ユーザ] > (該当ユーザ選択) > [コーリング] > [発信動作] > [Webexで発信する(Webex Calling)]へ変更
※組織全体の設定に従う場合 [ユーザレベルの上書きを有効にする]をオフ

4-2. Webex アプリ上で利用するサービスの選択 (オプション)
Webex アプリでは、ミーティング、メッセージング、スペースミーティングなどのサービスを統合的に利用することが可能です。ユーザ様の要件に応じて、Webex アプリ上で利用するサービスを制限し、アプリ上で非表示とすることが可能です。Webex アプリにてWebex Calling サービスのみを利用する設定例を以下に示します。
(1) [ユーザ] >[該当ユーザ選択] > [プロファイル] > [ライセンス] > [ライセンスを編集]を選択

(2) 現在ユーザに割り当てられているライセンスを確認し、[ライセンスを編集] を選択

(3) [メッセージング] サービスを選択
メッセージングサービスを利用しない場合は、全てのチェックボックスを外します。

(4) [ミーティング] サービスを選択
ミーティングサービスを利用しない場合は、全てのチェックを外す
(5) [Calling] サービスを選択して[保存]
[Webex で通話] は、旧Webex Teamsベースの1:1の通話サービス
[Unified Communications Manager (CUCM) に登録] は、Webex アプリをCUCM登録で利用するサービス

(6) ライセンスの内容を確認して、[閉じる]

5. エンドユーザ側で必要な移行手順
上記の管理者設定が完了した後、各エンドユーザでWebex アプリに移行するために必要な作業を示します。
5-1. Webex アプリのインストール
モバイルアプリのインストール ※Webex Meetings アプリではありません。
iOS版 : AppStoreにてWebexを検索してインストール
Android版 : GooglePlayからWebex を検索してインストール
Windows/MacOSアプリのインストール
Webex アプリのインストールに必要なシステム要件などは、こちらで事前に確認してください。
下記URLにアクセスしてwebex アプリの.exe ファイルをダウンロードしてインストール
https://www.webex.com/ja/downloads.html
※ユーザがPCの管理者権限を持つ場合、下記URLから.msiファイルをダウンロードしてインストール
32 ビット バージョン https://binaries.webex.com/WebexTeamsDesktop-Windows-Gold/Webex_x86.msi
64 ビット バージョン https://binaries.webex.com/WebexTeamsDesktop-Windows-Gold/Webex.msi
5-2. Webex アプリへのサインイン
Webex appを起動して、ユーザ名/パスワードを入力してサインインします。

5-3. Webex Calling app (旧アプリ) からのサインアウトとアプリの削除
Webexアプリのサインイン後、必ずWebex Calling appからのサインアウトを行ったにアプリを削除してください。
モバイルアプリからのサインアウト
[左上メニュー] > [サインアウト] をタップ

デスクトップアプリからのサインアウト
[ファイル] > [サインアウト] を選択

※Webex アプリのデスクトップアプリから同じユーザでサインインすると、以下のポップアップと共にWebex Calling アプリからは強制的にサインアウトされますが、念のためにサインアウトされていることを確認してください。
