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JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2019年2月12日 (初版)

TAC SR Collection
主な問題

Cisco Meeting Server(CMS)API で帯域幅を指定してコールを発信させた場合、特定条件下において CMS が送信する SIP INVITE の SDP に設定される音声とメインビデオの帯域幅 (b=TIAS 行) が API で指定したものと異なる値となる問題があります。
コール自体の帯域幅 (b=CT) の値は API で指定したものに従います。

CMS からの INVITE を受信した機器がこのような不整合な SDP を処理できない場合には、CMS からの音声・ビデオを受信できない/コールが接続できない等の問題が生じます。

CMS にコールを発信させる API は POST /calls/<CallId>/participants と POST /calls/<CallId>/callLegs がありますが、どちらを使用した場合にも問題が発生します。

問題事象は、CMS で TelePresence Interoperability Protocol を有効としている場合に発生します。この設定は CMS の Web Admin で Configuration > Call settings の TIP (Telepresence Interoperability Protocol) calls を enabled または disabled にすることで有効/無効を指定します。

 

CMS 2.5 で取得した API/SIP Trace の例

API trace 4: POST for "/api/v1/calls/4cd737a2-..../participants"
(from 192.168.13.59)

API trace 4: content data size 57, type "application/x-www-form-urlencoded":
API trace 4: remoteparty=13100%40yyoshina86.cisco.com&
API trace 4: bandwidth=192000

call 1: outgoing SIP call to "13100@yyoshina86.cisco.com" from space "TestSpace"

-> API /calls/<CallId>/participants でスペース「TestSpace」から
「13100@yyoshina86.cisco.com」に bandwidth 192kbps を指定して発信


SIP trace #0>: outgoing SIP TLS data to 192.168.86.26:5061
from 192.168.86.99:60034, size 4189:

SIP trace #0>: BEGINNING OF MESSAGE
SIP trace #0>: INVITE sip:13100@yyoshina86.cisco.com SIP/2.0
:
SIP trace #0>: To: <sip:13100@yyoshina86.cisco.com>
SIP trace #0>: From: "TestSpace" <sip:TestSpace@cms.yyoshina86.cisco.com>;tag=4b2...
:
SIP trace #0>: Content-Type: application/sdp
SIP trace #0>: Content-Length: 3471
SIP trace #0>: v=0
:
SIP trace #0>: c=IN IP4 192.168.86.99
SIP trace #0>: b=CT:192 <- b=CT 行の値は正しい

:
SIP trace #0>: m=audio 37026 RTP/AVP 108 107 96 109 110 9 99 111...
SIP trace #0>: b=TIAS:256000 <- 音声の b=TIAS が256kbps となる
:
SIP trace #0>: m=video 37028 RTP/AVP 97 116 96 34 31 100 121
SIP trace #0>: b=TIAS:4294903296 <- メインビデオの b=TIAS が約 4Mbps となる
:
SIP trace #0>: a=content:main
:
SIP trace #0>: m=video 37030 RTP/AVP 97 116 96 34 100 121
SIP trace #0>: b=TIAS:192000 <- 資料共有の b=TIAS は正しい値
:
SIP trace #0>: a=content:slides
:

SIP trace #0>: END OF MESSAGE
原因

CMS の不具合 CSCvo11177 が原因です。

TIP を有効に設定している CMS に API で 256kbps 以下の帯域幅を指定してコールを発信させると、SDP b=TIAS 行の値が音声 256kbps、メインビデオ 約 4Mbps となります。これは、TIP コールを接続するために最低 4Mbps の帯域幅が必要なためです(参考: CMS 2.5 Single Combined Deployment Guide - 69-70 ページ「7.4 Enabling TIP support」) が、CMS の動作結果として、SDP の値が上記例のように不整合なものとなるため、不具合として登録しています。

解決策

TIP は IX シリーズなどイマーシブテレプレゼンス端末が使用するものですので、TIP を使用する端末と接続しない CMS においては、TIP 設定を無効にすることで問題事象を回避することが可能です。

TIP 有効設定の CMS で問題事象を回避するためには、API で発信するコールの帯域幅を 256kbps 以上とする必要があります。

TIP 無効設定および帯域幅 256kbps 以上のコールが許容されない場合には CMS のソフトウェアを CSCvo11177 の修正バージョンにアップグレードして恒久的に対策する必要があります。

備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。

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