2014-07-07 12:52 PM
2014年7月7日(初版)
Cisco Business Edition 7000 (BE7000) 上で、以下の OVA を用いて構築し、インストールした 5000ユーザ環境以上の規模の Cisco Unity Connection (CUC) が起動しない問題が報告されております。1000 ユーザ規模では発生しません。
インストール後の起動時に、以下のようなエラーが出力されます。
仮想マシンのパワーオンに失敗しました。 仮想マシンをパワーオンできませんでした: CPU min が有効な範囲外です. グループ host/user: 仮想マシン vmm0:vmname に無効な CPU 割り当てが要求されました。(分: 5060 mhz、最大: -1、minLimit: -1、共有:-3) SharedArea: SHARED_PER_VM_VMX エリアに「testSharedAreaPtr」が見つかりません。
作成された CUC に割り当てられた vCPU のクロック数の合計値が、OVA で定義された数値より小さいことが原因で、起動に失敗します。
上記 OVA では、CPU に関するリソース予約値が、Intel 社の Xeon 7500 プロセッサ (2.53GHz) の仕様に基づいて作成されております。
例えば、5000ユーザ規模の場合、Xeon 7500 (2.53GHz) * 2 = 5.06 GHzが最小値となっております。
一方、BE7000 は、CUC 9.x, 10.x の全ユーザ規模をサポートしておりますが、この E5-2640 プロセッサは 2.50 GHz であり、OVA で 5000ユーザ規模を展開すると、クロック数に関係なく vCPU の数:2 が OVA 通りのE5-2640 (2.50GHz) * 2 = 5.00 GHzのリソースが予約されます。
その結果、サポート可能な構成にもかかわらず、OVA で指定されたリソースを確保できていないことになり、上記エラーが発生します。
Xeon 7500 プロセッサに基づいて OVA が作成されていること、及び、その回避策については、以下のドキュメントに記載されております。
Installation Guide for Cisco Unity Connection Release 9.xInstallation Guide for Cisco Unity Connection Release 10.x
解決策
全てのハードウェアに対応した OVA は提供されないため、上記 Installation Guide に記載があるように、インストール後に vSphere Client 上で、サポート可能なリソースを手動で予約する必要があります。
BE7000 の場合は、5.00GHz (vSphere 上は 4998MHz) が確保されていることが確認できますので、vSphere 上で数値を変えず、そのまま OK をクリックすることで、5.00GHz が正式に予約され、起動可能となります。
OK をクリックする画面は、以下です。vSphere Client で該当の CUC を右クリックし、設定の編集をクリックします。リソースタブを開き、CPUをクリックし、予約済みの容量が 4998MHz であることを確認して、OK をクリックします。
備考
Virtualization for Cisco Unity Connection
検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう
シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします
下記より関連するコンテンツにアクセスできます